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【繊維関係の求人】綿花から縫製まで!佐渡でノンストップの服作り。ulcloworks SADOBASE(アルクロワークス佐渡ベース)

今年度の募集は終了しました

 

 

衣・食・住

人の生活の基礎となる三要素です。衣服がなくてもダメ、食べ物がなくてもダメ、住むところがなくてもダメ。どれか一つ欠けても人間らしい生活は出来ませんよね。

佐渡は「自給自足ができる島!」などと言われたりしていますが、本当にそうでしょうか?

食べ物は佐渡産のものがたくさんある(お酒だってある!)家も空き家が多いしなんとかなりそう、でも服は?服だけは全て輸入(島外)じゃないですか?

そんな自給自足までもう一歩の佐渡島に綿花から服を作る工場ができます。とてもワクワクしますね。

今回取材したulcloworks代表の山本社長は佐渡の達者出身。故郷佐渡で一気通貫の服作りをする想いとは。

社員の金谷さん、正村さんにもお話を聞いてきました。

 

耳寄り)東京23区から移住をお考えの方必見!!

 

 

 

繊維のことを学びたいという人には最高の環境!

まずお話を聞いたのは入社1年目の正村穂野香さん。正村さんはデザイン分野の専門学校を卒業し、その後生地屋に就職、繊維や服作りのことを学びたいと思いulcloworksへ転職しました。

「自分の中でもっと繊維業界について知識を深めたいと思っていたところ、知り合いに紹介してもらいました。」

入社してからは大好きなテキスタイルの知識を更に深めることはもちろん、どのようにコストがかかりどう影響していくのか、など知らなかったことを学べる環境に「毎日すごく仕事が楽しい」とおっしゃいます。

「今まで一番嬉しかったことは自分が企画した生地が出来上がったときです。染めると風合いが変わる糸を使いました。国内の染色工場を使い工場とやり取りして、やっと出来たときは感無量でした。これから営業をしてこの子が色んな製品になっていくよう頑張ります!」と。生地への愛情がすごく伝わりましたよ^^

ZOOM越しに正村さんが作った生地を見せていただきました。ふんわり優しさを伴ったひよこ色みたいな・・・でも甘すぎず活発なところも見える黄色の生地。話すとおっとりしているけど好きなことの話になると目がキラキラする、どこかしら正村さん自身を感じさせるなと思いました。

自分の企画が商品化したり好きな業界への探求が止まない正村さんですが、お仕事で大変だなと思うことはありますか?

「お客様と工場との調整が大変です。お客様と工場とはスタートの目線が違うことが大変だと思う理由です。例えばお客様からは「できないの?試してから判断して」と言われたことがあります。ところが工場の方はやる気がないのではなくて「技術的に」できない、ということがあり話が進みませんでした。その時は周りの先輩に相談し、自分の伝え方が足りていなかったのだなと思いました。お客様も工場も双方納得できる方法を探し、提案することが求められているのですが、今はまだ勉強中です。案件ごとに丁寧に話を重ねていけるようになりたいです。」

ミシンでサンプル作成中の正村さん。

 

ところで、正村さんは佐渡にどんなイメージをもっていらっしゃいますか?

「正直佐渡のことは全然知らなかったんです。社長の山本から海がきれいなんだ、と聞いて初めて知りました。今回自社工場ができるので、佐渡スタッフに会いにぜひ遊びに行きたいです。佐渡の工場は原料である綿花から栽培します。今まで原料は輸入されたものしか見たことなかったので、日本の綿花から糸を作り生地にする工程にとても興味があります。自分もそれを見に佐渡へ行けることが今から楽しみですね。」

 

最後に応募される方に一言いただきました。

「何か作ってみないか、と新人なのに生地を企画させていただいたり、とてもいい経験をさせてもらえます。興味がある業界の勉強や、やりたいことの実現はもちろんですが、少人数の会社なので毎週金曜ビールを片手に話し合ったりざっくばらんなところも環境としてとても好きです。この会社に入ってよかったと感じています。佐渡スタッフともいいチームワークが築けると思います!」

 

 

仕入れ先への愛情や尊敬を忘れない

次にお話を聞いたのは入社4年目の金谷さん。金谷さんはulcloworks創業よりも前に山本社長とはお知り合いだったとか。

「出会いは前職場の取引先という関係でした。当時は色んな取引先がありましたが、その中でもビジネスライクな付き合いではない、取引先への愛情や尊敬、理解を持った人だなと思っていました。私の転職で商売はしばらくありませんでしたが、年1回くらいの飲み会は欠かさず続き、いつか一緒に仕事ができたらな、と飲みの席で言っていた夢物語が急展開で実現しました。繊維業界の知見が深く、同年代でこんなに経験の豊富な人はあまりいないと思います。」

「我が家では『神』って呼んでますよ。」と笑いながら話してくれた金谷さん。長年の付き合いがあるからこそ、山本社長の変わらないビジネスへの姿勢に「惚れた」というのでしょうか、尊敬・友情など深いものを感じます。

生地風合い確認作業中の金谷さん

 

そんな長年の付き合いがある金谷さんに、佐渡工場について伺いました。

「我々の仕事はお客様から頂いた案件を工場に発注し、組み立てて売る仕事をしています。頂く仕事は当然ありがたいのですが、いつか自社で原料から作り生地を作り、縫製できるような工場を持ちたいという話はずっと聞いていました。それがここ1年くらいでいよいよ現実味を帯びてきました。このビッグドリームを一緒に叶えるメンバーは歓迎したいですね。佐渡のスタッフには実務を中心に自分がコミュニケーションをとる立場になると思いますが、まずは縫製からスタートして少しずつ知識を増やしていきましょう!」

佐渡工場は「壮大な夢」と語る金谷さん。「家族がいなかったら自分が行きたいくらいです (笑)」とおっしゃるくらいこのプロジェクトを楽しみにしているご様子。

会社を上げて佐渡スタッフを楽しみにしてくれている雰囲気が伝わりました♪

 

 

 

 

 

 

 

「服育」を佐渡から発信したい。衣を余すところなく生かし人間の営みを守っていく。

最後はulcloworks代表の山本社長。山本社長は佐渡市の達者のご出身で、現在縫製工場を作っている橘はお母さまのご実家があったところでした。

「原料の綿花栽培から衣料品完成までを一箇所に集約してモノづくりをする施設を作っていきます。」

夕日の美しい橘集落に裁縫工場を建設中

 

山本社長は縫製業を営むお母さまに影響を受け、高校卒業後に洋裁専門学校へ進学。今回の佐渡展開する縫製工場の指導はそのお母さまです。仕事のことはもちろん、佐渡や地域のことも色々聞けそうで心強いですね!

 

専門学校在学中から繊維の業界でアルバイトし就職、13年たったとき、独立し起業なさいました。

 

「『正しいことがしたい』、起業しようと思ったきっかけです。もちろんすべての経営者がそうではありませんが、自分たちの会社だけがうまくいくために、協力企業を安く見積もったりどこかでしわを寄せるような仕事は正しくないなと思ったんです。人をだましたり人を蹴落としたりして進める経済は健全ではないと思っていて、自分がやるからには事前に双方合議があって理解し進めていきたいと思いました。ありがたいことに、起業するときには皆さんに背中を押していただき、今があります。」

 

そしてこの度佐渡へ縫製工場を作ることが決まりました。

 

「一連の様子を一か所で見てもらって知ってもらいたい。服育と言うには大げさかもしれませんが、全てはつながっていることを実感してもらう施設を作るのが最大の目的です。佐渡は観光の島と言いますが、従来の観光だけでなく、この服育の場が新しい観光資源となるような、地域経済の活性を担えるような意義をしっかり感じていただける場所にしていきます。」

 

今回でのプロジェクト、山本社長自身に佐渡への強い愛を感じるのですが、幼いころから佐渡への故郷愛が強かったのでしょうか・・・?

 

「いえいえ。どちらかといえば学生時代は佐渡が窮屈に感じて島外へ出たタイプです。もっと外には色んなことがあるのにその場所でのことしか見えてない気がしましたし、自分の思いが受け入れられない気もしました。特にバンドをしていましたからね、当時の感覚だとバンド=不良です(笑) 」

 

意外にも佐渡への思いは少ない(いや、ほぼゼロ?!)だった学生時代。どうして今回佐渡で自社工場を・・・という気持ちになったのでしょうか。

 

「自分のルーツがなくなるのはシンプルに嫌だなと思いました。私が通っていた金泉中学は2003年に廃校になりました。小学校も非常に生徒数が少なくなっています。当時の金泉小中学校は野球が強く、佐渡一になったりしました。自分を育んでくれたルーツがなくなるのは寂しい。今回縫製工場建設に選んだ橘集落にも昔は中学校があったそうです。そうやって一つ一つなくなっていくというのは、とても残念です。島内には『変わりたくない』『今のままでいい』という考えの方もいますが、なくなっていくというのは確実に「変わっている」ことです。今のままを維持するには、何かしないと今のままが保てません。今回のこのプロジェクトを見て、周囲の人も何か感じてくれるといいなと思っています。」

 

プロジェクトロゴ「SADO BASE」

 

(ちょっと突っ込んだ質問もしてみました・・・。)

募集要項を見て綿花栽培から縫製作業、そして社長の思いとしては更に経営思想を引き継いで独立してくれる人が生まれたら・・・というお気持ちもあるようです(事前インタビューでの聞き取り)が、正直なところ面白そうな仕事の反面、「すっごいセンスいるっっ」と思ってしまいました。かなりのスーパーマンじゃないといけないでしょうか・・・。

 

「(笑) スーパーマンであればすごいですけど、最初はみんな素人です。綿花をつくるのも一人で抱え込まず、きっと地域の方のほうが農業に詳しいでしょうし、縫製にしても私の母がいます。何事も一人で抱え込まず、周りの人に助けてもらったり協力してもらうことに感謝の気持ちを忘れない人がいいですね。その中でできることを増やしていって現場で活躍してもらいたいです。リアリティを持って現場の人の苦労を知った寄り添えるリーダーが理想ですね。・・・とはいえ、それよりもまず共有してもらいたいイメージがあります。日本でのほとんどの服作りはキャッシュアウトから始まります。羊毛や綿花などの原料を輸入しないと服作りができないんです。でも私たちがやろうとしてるのは自分たちで原料の綿花を作るところから始まる服作りです。お金を出すこと、マイナスから始めない服作りをしようとしています。使わなかったお金はその人の賃金に反映されるかもしれません、取引先へよりいい条件で商売ができるかもしれません、地域へ還元できるかもしれません。そうやって服に関わる全ての方が幸せになる社会を実現したいと思っています。そのイメージは共有していてもらいたいですね。」

 

山本社長のこの思いは社名に表れています。

究極の(ultimate)

衣服を(clothing)

作り上げる(works)からの造語です。

究極の衣服とは「お客様と生産者様がともに喜び、ともに発展していくことを念頭にした服作り」

 

 

 

 

今年度の募集は終了しました

 

そんなアルクロワークス募集要項(PDFに飛びます)はコチラ↓↓

 

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応募先・お問合わせ先は

ulcloworksのリクルートページまで!

お仕事の最初は縫製工としての作業。やったことがなくて不安な方はミシンの体験などをご用意して頂けるので安心してください!

もっと山本社長を知りたい方はコチラ(noteに飛びます)

 

縫製工場予定地の橘はコチラ!!

「佐渡UIターンサポートセンターのHPを見た」と元気よくどうぞ!