皆さん
お久しぶりです。
新年度が始まったと思ったら、あっと言う間にGWも終わりました。
着々と梅雨が近づいてきた気がしています。
補助金での
目次
前回までの様子
前回までのあらすじを簡単に言います。
①便器二つを取っ払い、壁と床を破壊。
②平らにするために床に木を格子状に打ち付け、合板を上から張る。
その結果、これが・・・
※実は洋式トイレは水漏れのため使えませんでした。
こう!
「捨て張り」までを行いました
ずいぶんスッキリしました。
作業工程のおさらい
ここで、作業工程のおさらいです。
馴染み(勝手に馴染んでます)の大工さんへ確認して、
以下の工程があることが判明していました。
⓪水道、電気屋さんに来てもらい作業をしてもらう
①壊す
┗水道管や、排水の位置に目印をつける
┗タイル、天井、柱、タイル下のコンクリートをそれぞれ取り除く
②片づける
┗タイル破片、木材の木っ端、砂(コンクリート)をそれぞれ土嚢に分けてまとめる
┗歪んでいるところに目印をつける
③床を平らにする
┗木を製材して骨組みを作る
┗強度を保つために補強の木を宛がう
┗合板を乗せる ←ここまで終了!
┗床材を敷く
④装飾前床と同様に下地を作る
⑤トイレを設置する
⑥周りを装飾する
⑦手洗いを設置する(※今回は諸事情により見送ることになりました。)
⑧完成
前編まででは、③の途中までが完了している状態です。
問題発生
さぁ、いよいよ床材だ!と思って話をしていた時、寒い風を感じてあることに気づきます。
あれ、、、
「窓が壊れている」。
そうなんです。窓から隙間風が吹き荒れておりました。
というわけで、窓の取り換えも行うことに。
※佐渡の冬風を感じることができます。
しかし、この窓(サッシ)がなかなかの曲者でした。
なぜなら、同じメーカーで新しい物を取り寄せようとしても、同じ大きさがなかったのです。
大工さん曰く、
「ちょっと前に、規格が変わったからね~。
一番近いサイズの物取り寄せて、合うように壁壊さんなんかもね。」とのこと。
マジかマジか…。
後日調べたところ、
背景には、2003年(平成 15 年)から2004年(平成 16 年)にかけて、
住宅用サッシ(今回でいうところの窓)の規格の統一が図られたことが関係していました。
「標準規格寸法」と呼ばれるこの新しい制度は、
「メーカー各社でバラバラな寸法(サイズ)設定だったものを、
メーカーを問わず統一した寸法規格で製品を作ることで、
住宅を作る際に設計・施工のしやすさにつながる」と
考えられ実施されています。
(参照:一般社団法人 日本サッシ協会「標準規格寸法」より)
なので、今回のように2003年よりも古いサッシの場合、まったく同じ規格の物が手に入らなかったのです。
流石プロ
ガッカリしている私を横目に、何食わぬ顔で工具を取り出してきた大工さん。
「昔の建物ではよくあることだよ☺」と、
手際よく寸法し直し、壁を削っていきます。
あっという間に規格に合った枠を作成
手配してくれた窓が来るまでこのような形で仮押さえをして、
実際に窓をはめると・・・
ここだけかっちょいい…。
おお。すごい。
もう隙間風に悩まされることはありません。
かくして、突発で発生した窓問題は解決しました。
床材・下地作り
さて、この記事を読んでくださっている皆さま、
薄々バレているかもしれませんが私はここから先、戦力外なんです…。
みるみる柱や壁が出来上がっていく姿をひたすら記録し、
たまにゴミをまとめたりお茶を差し出したり…、見守りお手伝いをしました。笑
それでは記録した写真をお楽しみください。
ギリギリ手伝えた床材
壁を貼るための柱
そこへ新たな壁が設置されます…。
施工が進むにつれ、原形がどんどん思い出せなくなりました…。
完成
真冬に汗だくで作業をしてくれる大工さん、本当にお疲れ様でした。
手際が良く、忙しいのに質問すると丁寧に教えてくださり大変勉強になりました。
ちなみに完成までは7日間。
2~3日で終わると思ったいた、着工前の私に喝を入れたい…。
それではお待ちかね、完成したトイレをご覧ください!
トイレットペーパーのセンス…。
どうですか、どうですか。すごくないですか。
念のため、改修前と並べると・・・。
もはや別の場所。
トイレだけ、すっごくおしゃれになってしまった…。笑
まぁ、水回りはキレイに越したことないからね☆
さて、今まで全7回に渡りお送りしてきました「孫ターン家をもらう」シリーズですが、
ひとまず月一ペースの更新はここまでです。
拙い文章に毎度お付き合いいただき、ありがとうございました。
SUIや別の場所でお会いした際に、
「家直している人だよね。」「草刈りのやつ見たよ!」と
声をかけてもらえて本当に嬉しかったです。
そして何より、改修に携わってくれた、イワイ工務店さん、
差し入れをいただいた近所の皆さん、
友人、家族、本当にありがとうございました。
これからもペースは遅くなりますが、
少しずつ改修していくつもりです。
どこかでまた記事を書けたら嬉しいです!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!