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【バス運転士の求人】大型二種運転免許所持の方必見!!ローカル路線バスで心のゆとりある安全運行。新潟交通佐渡

「佐渡って電車あるんですか?」とご質問いただくことがたまにあります。

佐渡島内の公共交通はバスのみ。観光シーズンでは観光客がゆったりとしたバス旅を楽しむこともありますが、主に普段の平日は通学の高校生や通院のお年寄りがバスの利用者として毎日利用していらっしゃいます。そんな島民の足として、島民の暮らしを支えているのは新潟交通佐渡

離島の路線バス運転士の募集をお知らせします!

 

新潟交通と言えばシルバーのボディに赤い帽子・ネイビーブルーのライン(左・右)トキやジオパークのラッピングバス(中央)もあります。

都会の路線バスに疲れたら田舎の路線バスに来てみても。

 

まずお話を聞いたのは運転士歴12年の倉澤裕介さん。

「私は23歳から12年間バス運転士として横浜で働いていました。横浜の中心街の路線バスですからね。通勤・通学で利用なさる方が非常に多く、また交通渋滞も頻繁に発生していました。かといって時刻表通りに安全に運行しないといけません。その路線で遅延が出てしまうと、次の休憩時間を削って次の路線に行くこともしょっちゅうでした。そして歩行者も当然多いので、車内のお客様だけでなく、巻き込みなどの事故がないように車外にも注意を払いますし・・・今思うと本当に毎日神経を張り詰めていて、勤務が終わるとぐったりしていましたね。」

毎日蓄積される疲労に「これでは定年までもたないな」と思っていた倉澤さん。そんなとき東日本大震災(2011年)が起こり、横浜のマンション暮らしに終止符を打とうと思いました。佐渡は倉澤さん自身が中学から15年間過ごした場所、そして奥様の生まれ故郷です。

 

倉澤裕介さん。横浜市でもバス運転士として活躍。佐渡では路線バスも観光バスも運転する。

 

「私は元々のんびりした性格で、佐渡のこの時間の流れが合ってるなぁと。戻ってきてからしみじみ感じています。同じバスでも運転席から見える景色が全然違います。海府線なんか夏は絶景ですね、冬も雪が少なく路面も凍らないので走りやすいですし。」

同じお仕事でも都会と田舎には大きな差があることを教えてもらいましたよ。

「一番の違いは心に余裕が出来たことです。路線バスは通学の学生や病院通いのお年寄りの利用が多く、いつも決まった時間に乗ってくるお客様がほとんどです。今日はあの高校生乗ってこないな・・・と思ったらしばらく待つこともあります。そしたら案の定走ってやってくるんですね。相川の岩谷口から通学に1時間半くらいかかりますし、その後のバスは始業時間には間に合いませんから。田舎の路線バスならではのことでしょうか。シフト制なので朝早かったり夜遅い勤務もありますが、渋滞もないので、時間通りに運行しますし、入庫も遅れたりしません。休憩時間が削られることなく仮眠室で仮眠することもできます。自分に心の余裕が出来るので車内での接客に気が回るようになりましたね。」

 

 

バスに入学生や卒業生、受験生に向けてのメッセージなどが見られることも。

 

 

私は佐渡に来る前はそれこそ都会のバスや電車を毎日利用していたので、公共交通の運転士と聞くとスケジュール通りに運行しないといけないプレッシャーや満員の車内での揺れ、遅延による車内の殺伐とした空気感などなど大変なお仕事だな・・・と、どうしても思ってしまっていました。

 

「そういうイメージが強いのでバス運転士は敬遠されてしまうのかな・・・」と倉澤さんは言います。「少なくとも佐渡ではそんなことないですね。本当にのんびりしています。給与は額面だけ見ると当然都会との差はありますが、勤務中の余裕という意味では格段に違います。例えば50代で早期退職して、生活できるだけの給料でいいからのんびりしたい、と思っている方には田舎の路線バスはいいんじゃないかなぁ・・・同業の方なら全然違う職場環境だと分かってもらえると思います。ここではバスが唯一の公共交通で、観光客、お年寄りや学生の大事な足ですから、その方たちの助けになってると思うとやりがいを感じます。」

 

応募してくる方に一言お願いします!

 

「ベテランの先輩はいい方ばかりで入社時困ることはありませんでした。私もよくしていただいた分、優しく迎えたいと思っています。これからは佐渡が世界遺産になり観光客も増えると思います。そういう人たちに佐渡に来てよかったと思ってもらえるように一緒にがんばりましょう!」

 

普通自動車運転免許からのスタートでも大丈夫!大型二種取得のサポート有り!

 

次は採用担当の総務課浅嶋さんにお話を聞きました。

 

ずばり聞きます!バス運転士はこれからなれるもんなんでしょうか・・・?大型二種運転免許ってなかなか持っている方がいらっしゃらないのですが・・・。

 

「大丈夫です。普通自動車運転免許取得してから3年以上たっていれば応募していただく資格を満たしています。弊社では、採用が決まれば新潟市にある自動車学校へ合宿にて大型二種運転免許を取得していただきます。取得費用のうち最大30万円を補助しています。(会社立替払い、3年勤務で返済免除)ですので、例えば長距離ドライバーをなさっていて大型はあるけど二種がないという方はもちろんですし、普通運転免許を持っているが運転士をしてみたいという方にもサポートしています。もし大型の運転はちょっと自信がない、という方はタクシー運転士も募集していますので、そちらもお問合せいただければと思っています。」

免許取得後は路線や接客などを学ぶ室内教育、運転の実技など約3か月の教育期間があります。

 

採用担当総務課浅嶋さん。

 

女性運転士やUIターンの方はいらっしゃいますか?

「バス運転士は正社員・臨時社員合わせて約50名います。そのうち女性の運転士は3名です。またUIターンもいます。島外の自衛隊を退職後Uターンし入社した方やダイビングがきっかけで10年前にIターンした方、親の世話でUターンした方、佐渡出身の方との結婚を機に佐渡に来た方などがいますよ。」

 

佐渡金銀山の世界遺産登録を見据え、観光客の利便性を確保するためにも運転士の確保が急務!

最後に応募される方に一言いただきました!

「通院や買い物で利用される島内のお客様は高齢者の方が多いので、親切・丁寧な接客と安心して乗れるバスとして安全意識の高いドライバーが望まれますね。また島内のほぼ全域を運行しますので佐渡の人より佐渡の地理が詳しくなるかもしれません。ハッと感動する景色の中、仕事することができます。路線バスで経験を積むと観光バスの運転もお任せすることになり、より佐渡への深い理解を進めることができます。歴史や文化、地質学(ジオ)が好きな方にはそういう面でも仕事での楽しさを見つけていただけるかもしれません。」

 

 

そんな新潟交通佐渡の募集要項はコチラ! なんと5名の求人!!

 

 

問合せ・応募先は

ハローワーク佐渡 TEL 0259-27-2248 まで!

 

※他にも勤務地があります。