佐渡で本格的ドイツ製法のソーセージ・サラミを作っている会社といえばご存知へんじんもっこ!!
たくさんのテレビ番組や雑誌にも取り上げられる佐渡では知らない人がいないくらいの有名店。私のおすすめはワイルドハーブソーセージ。佐渡の野草をふんだんに使った佐渡の香りがする商品です。
今回はそんな島内外に多くのファンがいるへんじんもっこの求人です!
2016年入社の本間彩子さんと専務渡邊朝美さん・渡邊佳奈子さんにお話を聞きました。
従業員も家族の一員として守ってくれるアットホームな職場
本間彩子さんは佐渡の方と結婚し10年以上前に佐渡へいらっしゃいました。
「佐渡に来て最初は別の会社にいました。ところがその会社が移転することになり、家の真ん前だったのに車で20分ほどのところになりました。当時は3人目の子どもを妊娠中で、お腹も大きくなるし遠くへ運転したくないな、と思って家の近くで探していたところへんじんもっこで求人がちょうど出て・・・それで応募したんです。」
面接へ行くと、小さいお子さんをかかえる本間さんのために勤務時間を考えてくださったそうです。
「保育園に預けて家のことを済ませる時間をもらったり保育園のお迎えの時間に合わせてもらいました。入社当時は9:30から14:00までだったかなぁ。生活スタイルに合わせて融通を聞いてもらいました。」
「働き始めても、やはり何かと発熱したりで保育園から連絡が入ったりもあって・・・でもいつも『すぐ行ってあげて』と仕事を取り上げられます 笑」
一度も「これ終わってからでもいい?」と聞かれたことはないそう。『すぐに行ってあげて』と言ってくれるのはスタッフも社長や専務ももちろん。勤務日も希望を考慮してくれ学校行事にも参加して働きやすいアットホームな環境です、と本間さんは楽しそうに話してくださいました。
働くお母さんにとって・・・また移住してきた人やこちらに家族や親戚がいない人にとってそんな温かな言葉かけは救われますね。
家族で経営されているへんじんもっこは、従業員一人一人の家族のことも気にかけてくれ、まるで「へんじんもっこ家」という屋根の下のような心の通った温かな職場環境だなという印象を受けました。

出来上がった商品を袋詰め。繁忙期の夏に向けて冬は在庫をたくさん作る期間。
では大変なことは何ですか?
「カタカナの名前が多いので最初は覚えるのが大変でした」
ディベリッツイナー、ケーゼグリラー、ペッファーバイサー、シンケンメトヴルスト、ヴィンツァーサラミなどなどなど
へんじんもっこのメニューを見るとドイツ語の名前がソーセージ、サラミ、ハムどれもにずらり。
「商品の袋詰めの他に窓口に出ることもあります。ソーセージやある程度の知識が必要になり、お客様にわかりやすい言葉で説明するのが難しいですね。でもガイドブックなどを見て島外から来てくださるお客様がたくさんいらっしゃるので丁寧に説明したいです。」
「美味しいからまた買いに来た」というお客様の声が何よりの励みになるとおっしゃる本間さん。

「たくさん商品があるので最初は覚えるのが大変でした。商品名と特徴をまとめた自作のノートを作り覚えました」
「黙々とやる作業が好きな方は向いていると思います。ソーセージやサラミを切ったり袋詰めをする作業は一つ一つ手作業で行います。私もまだまだ覚えることがあるので、一緒に楽しく働けると嬉しいです!」
ネット販売が普及している今だからこそ、対面販売をしている気持ちで。
次にお話を伺ったのは渡邊朝美さんと佳奈子さんです。
お二人には「佐渡暮らしに会いにゆく」というパンフレットにもご協力いただきました!
へんじんもっこのHPを見ると、レビューにはリピーターがたくさん!
「佐渡に旅行に来た時に購入してネットでも注文しました」という意見がとっても多い!!
食べて納得の味だけではなく朝美さんや佳奈子さんの人柄に触れた方も多いのではないでしょうか?
「買うの迷っている人がいたらソーセージ占い?みたいなことをしてるよ。『このソーセージが好きそうだね』って当てるんだけど、不思議とみんな納得してくれるんだよね。笑」 笑顔を引き出すのが得意な朝美さんには島内外たくさんのファンがいます。
2016年結婚を機にへんじんもっこファミリーになった佳奈子さんは、得意のイラストを生かして手書きのメッセージやオリジナルのイラストを活かしてパッケージ用のシールをデザインしたり、ポップを作ったりもしています。「自分の好きなことを活かせるのは嬉しいです。コロナ禍は、観光のお客様が減り寂しい時期もありました。でも、その分、常連のお客様に支えていただいたり、地元の方が「島外にいる子ども(孫)にリクエストされて・・・」と買いに来てくださったり。自分たちが作ったものを、選んでいただけることが純粋に嬉しいです。」
へんじんもっこの前身、町のお肉屋さん「フレッシュミート渡辺」時代からずっと受け継がれた接客スピリットはネット販売が普及している今でも朝美さんから佳奈子さんへしっかり伝わっていました。

佳奈子さん作の商品用シール。お客様にも好評だそうです^^
「人を育てる会社」を目標に掲げているへんじんもっこ。
2021年度、新しく「人を育てる会社」を目標に掲げました。
各々が目標に向かってみんなで育っていく会社にしたい、お互いを思いやって一緒に仕事を成し遂げたい、という意味が込められています。意欲的に仕事ができるよう職場の空気作りや社内コミュニケーションを円滑にする、相手の気持ちを考えた「勇気付ける」声掛けをする、など能動的に会社で育ちたいと思う人を育てる、一人一人が責任感を持ち励む職場作りを目指しています。
「自分が出来ることで誰かを助けられるならしてあげたい性分なんだよね。」明るく笑う朝美さん。
今までにも「従業員の子どもが熱出して親の世話もあって・・・ってご飯作るのも大変だってわかったから、うちのご飯いっぱいの炊飯器持って帰らせたこともあったよ。」 相手の気持ちを考えた「勇気付ける」声掛け・・・と言ってもなかなかそこまでは思いつかないことをさらりとやってしまう朝美さんには、佐渡のお母さんと慕う方もたくさん!
「繁忙期は夏と12月です。ありがたいことに発送量も店舗販売もとても忙しくなります。発送は特に関東方面が多いですね、都内でもへんじんもっこの商品を手に取っていただけたり口にしていただけるようになりました。今回は製品のスライスやカット、梱包や検品などの発送、店頭での接客からネットショップや電話での受注業務などをしていただける方を募集します。うちはこの人にはコレという作業がなく、全員がオールラウンダーになる必要があります。ですが、男女問わずへんじんもっこの商品に興味を持ってくれて、コツコツ作業が出来る方に来ていただきたいです!」と佳奈子さん。

サラミ部門一番人気のたまとろサラミ!
「やりたいことがたくさんあって手が回らない!」朝美さんも佳奈子さんも元気に笑う、女性のエネルギー溢れています。
徐々に世代交代をしていき、過渡期に入ったへんじんもっこ!意欲的に変化を求め、従業員とともに成長していくこれからがますます楽しみですね!
へんじんもっこ募集要項はコチラ↓↓↓
お問合せ・応募先は
有限会社へんじんもっこ tel 0259-22-2204 渡邊佳奈子さんへ。
へんじんもっこへのご連絡は「佐渡UIターンサポートセンターのHPを見た!」と言っていただけるとスムーズです。
▶︎へんじんもっこ
オマケ:本間彩子さん一押しのチキンロール!

子どもも大好き!切ってすぐ食卓に出せるのが嬉しい。