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佐渡子育てブログ〜おやこでしましま〜3/5

「佐渡で子育てって…実際どうなの?」

そんな相談者の皆さまの声に応え、佐渡へ単身移住の後、結婚・出産し、現在子育ての真っ只中である移住者ブロガー・なぎのうみ さんの連載をお届け♪

第3回は、島内の生活用品について紹介していただきました。

皆さんは生活用品をどちらでそろえますか?

ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね^^

 

・・・

 

今回は、「島内での生活用品はどうしているのか?」について書かせていただきたいと思います。

ちなみに、佐渡島は人口が約5万5千人いるので、はっきり言って島内だけでだいたいのものは買いそろえることができます。

大型ショッピングモールはありませんが、日常生活に必要なものはなんでも揃うと思っていただいて構いません。

ただ、買い物で気をつけたいのは、海が荒れる悪天候の時や冬場です。

カーフェリーが欠航し、物流が止まってしまうと、コンビニやスーパーの棚から商品が無くなることがあります。(おもに菓子パンやコンビニ弁当は空っぽになります。)

2日間船が欠航することも稀ではありません。

また、ネットショッピングが気軽にできる時代ですが、宅急便で送った(もしくは注文した)荷物が、意外と次の日に届きます。

ちなみに、運送会社によっては送料に別途離島料金(1,500円位)がかかるものがあるので、事前に確認した方がよさそうです。

 

それでは、ここからは生活に必要なもの別に書いていきましょう。

 

【食品】

島内には主要なスーパーがいくつかあります。

魚が美味しいと評判のスーパーや、とにかく値段が安いとか、品揃えが豊富とか、地場産が多いとか、それぞれに特色があるような気がします。

スーパーをはしごして、食材によって買い分けている方も少なくないと思います。

とあるスーパーのお魚コーナーにて

私の家の近くにも1軒スーパーがあり、基本的にはなんでも揃いますが、値段が少し高いように思います。

また、営業時間が夜は18時まで(夏期は19時まで)なので、早く帰らないと閉まってしまうのが少々難点です。

 

佐和田にある佐渡セントラルタウン内には、幅広い品ぞろえのスーパーマーケット「マルイ」や、
酒類から佐渡産食品を扱う「喜右エ門」があります。マルイの中には地場産野菜コーナーもあります。


また、配達サービスを利用する家庭もあるのではないでしょうか。

コープ生協Kurucoイオンネットスーパーなど、近くにスーパーがないお家だと、わざわざ買い物に出かけなくても週に1回(または隔週)まとめて食材を配達してくれるので、子育て世代には助かります。

 

その他、自給自足に近い生活をしている家庭も多いので、お米はもちろん、旬の季節には畑でとれた新鮮な野菜を頂いて過ごすことが多いです。

我が家も、お義母さんが畑を作っているので、野菜に困ったことはありません。

 

トマトや葉野菜も、我が家で採れたものが食卓に並びます。

 

また近所や職場の方から野菜や果物などのおすそ分けを頂くこともよくあります。

海も近いので、近所の釣り好きの方がたくさんアジをくれることもありました。

春には、山に山菜が生えてくるので、わらびやタラの芽、行者ニンニクなどを楽しめることができ、とても贅沢です。

佐渡は食育をするのにとても適した環境と言えるでしょう。

 

【衣類・子ども用品】

洋服は、子ども服であれば西松屋しまむらなどもありますし、ちょっとおしゃれがしたい時やプレゼントをしたい時にはホンダプリモ内にあるMobilityWORLDに、かわいい子ども服や小物が揃っています。

佐渡の大型店は、駐車場が広々しているのが特徴。

 

佐渡島民は意外と?海を渡って新潟まで遊びに行くのも好きなので、そういった時にまとめて買ってくる人もいると思います。

あとは、急がなければネットで簡単に買い物もできますし、中古品で十分な人はフリーマーケットやオフハウスで買う人もいると思います。

オフハウスの店内には子ども服がたくさん


私は親戚や近所の方がお下がりをくださるので、子ども服には困ったことがありません。

子どものおむつやミルク、その他ベビー用品も、たいていドラッグストアや西松屋で済みます。

 

【燃料】

ガソリンや灯油は島民にとって、なくてはならないものです。

車移動が基本なので、最近のガソリン代の高騰がこの先も続くと苦しいです。

また、冬場の暖房器具に欠かせない灯油代も高くなるので、どうにかならないものかと思います。

ストーブやヒーターの燃料は灯油のお家が多いので、もっと離島割引とかしてほしいなと思います。。。

室内でも厚着をして、体が温まるものを食べるなど、暖房器具に頼らない生活を考えるのもいいかもしれませんね。

 

また、冬場は風が強いせいか、たまに停電することもあるので、日頃からそういう時に備えておく必要があるかもしれません。

 

ちなみに今年の2月には、例年よりも気温が低く、雪がたくさん積もり、水道管が破裂・漏水してしまった家庭が増え、水不足になる事態に見舞われました。

 

【家具・インテリア】

島内には大型のホームセンターや家具屋さんがいくつかあります。

家具やインテリア用品をネットで買うとなると、送料が高くなってしまうので、島内で買い揃えられるととても助かりますね。

ホームセンターは、ムサシコメリでさまざまな商品を取り扱っているので、とても充実しています。

 

私は、子どもの衣類を整理するのに衣装ケースを探していた時に、オフハウスでいくつも中古の衣装ケースがあり、ラッキーと思ったことがありました。

また、知り合いにもう使わなくなったコタツや、たんすなどを頂いたこともあります。

いろんな事情から、家で使わなくなったけどまだ使える家具・電化製品が眠っていることは実は多いのではないかと思います。

 

島内のそういった物々交換や、譲ります・譲ってください情報がもっと共有できたら結構いいのではと思いますね。

 

 

それでは今回はここまで。

次回は、子育てママさんの情報交換や保育園についてお送りします。

 

 

島内の「譲ります・譲ってください」の情報は、佐渡UIターンサポートセンターの情報掲示板「ミツカル」をチェックしてみてくださいね!

 

 

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