こんにちは、SUIスタッフの棚村です。
不定期執筆のぶっちゃけシリーズ。
今回のテーマはタイトルそのまま、「さど暮らし体験住宅」についてです。
通称「お試し住宅」とも呼ばれるこの制度、よく聞くけど色々条件があるとかないとか? そんなハテナを解決すべく、佐渡市役所 移住推進課の遠藤さんにお話をお伺いしました!
佐渡への移住にご興味のある方にとっては知っていて損は無いありがたい制度! 勢いで移住して地域選びに失敗…ということを防ぐためにも、ぜひこの機会に最後までご一読ください。
遠藤武志さん
あなたはどこで暮らす?

最短で2024年12月~予約可能の「かわもA」住宅。冷蔵庫・給湯器・Wi-Fi・洗濯機・電子レンジ・テレビ・エアコン・調理器具・食器など、駐車場あり。
「さど暮らし体験住宅(通称 お試し住宅)」とは、1か月~6か月間、家具・家電付でWi-Fi環境も整備済の住宅を安価で借り、佐渡での暮らしを体験できる制度です。布団だけご用意いただければ、暮らしに必要な最低限のものはほとんど揃っていることも魅力のひとつです。
また、ご家族でもあるペットとともにお試し住宅で暮らしたいというご要望を受け、飼養可能な物件として「はたのB」「かわもB」「まつがさき」「かたがみ」「きょうまち」の5棟を整備しました。小型犬や猫などを想定していますが、こちらは事前に移住交流推進課にご相談ください。
対象者:佐渡市へ移住を希望・検討している方及び同一世帯に属する家族
(佐渡出身の方や市内に親族所有の住宅がある方は対象外)
かたがみ住宅・まつがさき住宅・きょうまち住宅は集落連携型の住宅で、お祭りや地域行事など、地元集落と関わりながら住宅を利用していただきます。そのため関係性を築く期間も必要と考え、集落の合意があれば24か月利用可能としています。
また、要綱にもあるように、集落連携型の住宅へ入居をご希望される方には、事前のオンライン面談をお願いしています。お祭りや草刈り、集落総会への出席や年始のどんど焼きなど、集落の行事に積極的に参加してみたいという方にはこちらをおすすめしています。
昨年度のお試し住宅として利用した10組17人のうち、5組7人の方々がそのまま佐渡に残りました。お試し住宅を体験したエリアに定住された方が1組2人、それ以外のエリアに定住された方が4組5人でした。体験したエリアではなく、隣のエリアで生活される方が多い印象ですね。
たなむら
リアルな佐渡暮らしを体験
集落連携型体験住宅は1人1回までの利用ですが、それ以外の住宅の利用は「1人2回まで(※利用期間は1か月以上)」または「累計の利用期間が6ヶ月に満たない方」としています。
「佐渡の梅雨はこんな感じ」や「雪道の運転や歩きにくさ」など、観光シーズンのオン、オフの時期を体感して移住本番に活かしてほしいという気持ちから、春~夏の3か月+冬の3か月の体験は良いと思いますよ。
また、住宅では「石油ストーブ」も利用可能です。
燃料費については利用される方の負担となり、利用者の人数や稼働時間にもよりますが、石油ストーブ1つにつき1ヶ月あたり灯油ポリタンク(18L)2つほど必要となりますかね。
なかなか関東圏のマンションやアパートでは使うことがないと思うので、お試し住宅では定住先・就職先を探す拠点として使うだけではなく、春夏秋冬の佐渡の暮らしでかかる生活費用なども体感していただきたいです。
各部屋の間取りによっては4人以上の利用も可能ですので、3人以上で入居をご希望されるは定住体験住宅 仮予約申込フォームの「その他」欄に人数を入力下さい。
たなむら
金井エリアに新しい住宅がOPEN予定!
中心地に近いはたの住宅や、ペット飼養可能な住宅は空きが少ないです。また、集落協力型住宅(かたがみ、まつがさき、きょうまち)も利用期間が最大24か月なため、なかなか空きがでません。
はもち住宅は空きが目立ちますが、徒歩圏内に飲食店やスーパー、コンビニ、ドラッグストアがありますので生活はしやすくおススメです。
なかなか空室が出なかった場合、若者世帯に関しては、引越費用補助金や家賃補助事業がありますし、奨学金の返還をされている方は、奨学金の返還補助制度もありますのでこちらの利用をお考え下さい。
また、市役所本庁舎のある金井地区にて整備を進めている住宅があります。
整い次第ホームページにてご案内させていただきます。
たなむら
佐渡島に住もう!
各住宅の間取りや住宅レポ、制度の詳細については『佐渡島に住もう!』のWebサイトでご確認ください。
遠藤武志さん
「佐渡島に住もう」定住体験住宅ページへ