オンライン佐渡部!vol.15 インスタライブを開催しました
どんより天気が続く佐渡の冬がどうしても辛い…!
佐渡暮らしの中でもTOP3に入るこのお悩みを共有しよう…ということで、オンライン佐渡部!vol.15 のテーマは「冬の心がまえ」!
vol.15の今回は移住後の相談のなかでも多い、雪や日光不足による体調不良など、雪の降る地域ならではのあるある話からスタート。
〇今年の冬の降雪予報
〇タイヤ交換しました?
〇水道管の凍結防止のアナウンスが佐渡市役所LINEで来る
〇地域の雪かき状況も判断できるため、購入予定の物件の下見は冬が良い
など、はじめての冬を過ごす移住者にとっても知ってほしい心がまえを共有しました。
事前に質問も受け付けているインスタライブ!
今回は、保育園のこども離島留学制度を使って2026年1月に3週間の佐渡滞在を計画されているNさんからいただいた3つの質問がとっても良かったので、記事でもご紹介しつつ、佐渡の冬をはじめて迎える方は必見の『冬の心得マニュアル』を記したいと思います◎
佐渡の冬をはじめて迎える方は必見!
相談内容① 「フェリー派?ジェット派?冬は本当に島に辿り着けるのでしょうか?」
12月に入るとやはり増えるのがジェットフォイル・フェリーの欠航。特にジェットフォイルは高い波の日には安全な航海ができないため、欠航になる日もたびたび…ですが、カーフェリーが1本も出ない!という日は早々ありません。佐渡汽船公式HP「佐渡汽船の運航状況!こうやって決まっています」の記事でも、
年間通して、新潟~両津航路のカーフェリーは95%以上。
ジェットフォイルは新潟~両津航路・小木~直江津航路ともに90%以上。
天候が不安定な冬の期間(1月~3月、12月)でも、カーフェリーは95%台。
ジェットフォイルは70~90%台となっており、カーフェリーが丸一日欠航していた日はほとんどありません。
と紹介されていました。また、記事内にもあるように、佐渡汽船公式LINEアカウントでは、1週間分の就欠航予報「たびもんのみちしるべ」を更新中。乗船前にはぜひ登録&チェックがおすすめです。
ちなみに、インスタライブ前日にジェットフォイルの欠航により、予定していたスケジュールがギリギリになってしまったスタッフ出﨑…(笑) 荒天時のフェリーとジェットフォイルの良いところ・悪いところを比較し、揺れが苦手な場合にはどの席に座るといいかなども提案しました。
https://www.sadokisen.co.jp/sadotrico/2023-01-25/
相談内容② 「スニーカーの出番はありますか?」
Door to doorの生活がメインのスタッフ出﨑は意外とスニーカーも履くかも?という一方、スタッフ棚村からはオフィシャルでもカジュアルでも使いやすい黒色の滑り止め付きスノーブーツをおすすめ。Nさんは沖縄からの来島ということもあり、「靴にグリップ力を求めたことがなかった」というコメントもあり、雪の降る地域にとっては当たり前のことでも、暖かい地域から来る人にとっては知らないこともたくさんあるのだと改めて感じました。
軽めの雪かきならスノーブーツでいいんですが、モリモリ積もってしまうと、膝丈の長靴も必要に。こちらも事故防止のため、滑り止めがしっかりしたものがいいですね。ワークマンでは2,000円~から購入できるそうなので、移住後はご自宅に一足準備しておくことをおすすめします!(田んぼや山でも大助かり)
相談内容③ 「これだけはもってこい、島の人のおすすめ冬アイテム」
二拠点生活をする出﨑の経験談から、風の強い日もある佐渡では布製のコートではなく、風を通しにくく、濡れても重くなりづらい撥水性のあるダウンコートをご提案。また、保湿性の高いインナーや、酔い止め薬のほか、寒冷地のウォッシャー液は “解氷タイプ” でないといけないなど、移動が多い出﨑ならではの視点でアイテムを紹介しました。
また、”雪下ろし(屋根から雪を下すこと)” が無いとは言え、降る時は降る佐渡。2022年のクリスマス前には大寒波が到来! この大寒波の際には、水分を多く含む雪が竹を折ったことによる停電がしばらく続いた地域もありました。
旅先では宿先でそれなりに対応してくれ(るはず)ますが、しっかり移住となるとやはり事前の防災準備&心がまえが必要です。雪国に住む、島に住むということは、そういうこと。ということで、インスタライブでも紹介させていただいた冬アイテムがこちら!
〇冬の防災対策
・3日分程度の非常食
・卓上コンロ&ガスボンベ
・石油ストーブ(上で調理できるやつだとなお◎)
・懐中電灯(電池切れではないか要確認!)
・モバイルバッテリー(防災用)
・車のガソリンは満タンに!
佐渡市役所「停電に備えましょう」ページも要チェック!
最近大きな地震が各地を襲っているため、冬の防災は準備していても全く損ではありません。防寒着や簡易トイレ、水、衛生グッズなど、家族分準備しておきましょう。ビタミン不足になりがちなので、ビタミンのサプリや、ストレス解消のための甘味も非常食に入れるといいですよ!
続いては、タイヤが雪にはまってしまった時に役立つアイテムをご紹介です。佐渡の車は4輪駆動じゃなきゃダメだ!の理由がココにあるのですが、冬季に山間部に頻繁に行くなどでなければ2駆でも大丈夫だと思っています(個人の意見)
が、ハマる時にはハマります。そういう時は焦らず、ハザードを焚いて、安全確保。ひとりが無理なら周りの人も助けてくれるので、恥ずかしがらずに助けを求めるのも大切です。(豪雪時、JAFの到着はかなり時間を要しますので…)
〇タイヤが雪にはまってしまった時に役立つアイテム
・スノーブラシ(マストで車内に常備!)
・小型スコップ(マストで車内に常備!)
・軍手もしくは防水手袋
・タオル
・布チェーン
そうそう。今年の冬、南線でスリップしてぬかるみ&雪にハマってしまった一台の車を乗り合わせていた友人ら+もう1台通りかかった方々と助けたのですが、「こんなに人がいるのに軽自動車が全く動かないってどういうこと!?」と不思議に思っていたら、フットブレーキがかかっていただけだった、ということがありました。
これ以上滑らないように…と踏んでしまう方も少なくないようですが、要注意。また、アクセルを勢いよく踏み続けると摩擦で雪が溶けてしまい、さらに抜けにくくなってしまうので、ハマってしまった場合はまずは焦らない!が第一です。事前にハマってしまった場合の対処法は動画などで予習しておくといいですね。
SUIのYouTubeでもライブ配信の様子が視聴できます
インスタライブの後半は「冬の観光・楽しみ方」についてトーク。「冬の日本海に新年の願いを叫ぶin願」や、もちつき大会、北沢浮選鉱場ライトアップ、佐渡博物館 特別展などのイベント紹介や、1月の平スキー場交流会に併せて、スキー場、スノーパークの紹介と、佐渡部ラジオ12月ゲストの石塚さんの行う滝ツアーの紹介もしました。
冬の風物詩である「どんどやき/とうらやさん」や地域行事が、自身が住む地域の結束力を強めている、積極的に参加をすることで移住者は地域に馴染めるのではという話では、暮らしに馴染んでいくための方法も移住者・移住希望者に伝えられたのではないかと思います。
雪の降る地域、特に離島では、地域の結束力無しでは生き延びれない!!
ということで、オンライン佐渡部! はこちらの記事や、Instagramのアーカイブページからいつでも再視聴できるほか…

SUIのYouTubeからも視聴することができますので、記事ではまとめきれなかった内容についてはぜひそちらでご確認いただけると嬉しいです。



