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佐渡島の人の流れを支える仕事。新潟交通佐渡2

佐渡島には電車が・・・・・・ない。
東京23区の1.4倍もの広さを持つ日本最大の離島、佐渡島。

こんなにも広大な面積を持つ島で、唯一ある公共交通機関はバス・・・のみ。

日々の通院・通学には欠かせない足であり、また島巡り観光としても欠かすことができないバス。
島での人の流れを支えてくれているバスは、島民にとっても観光客にとってもなくてはならない交通機関です。

今日は島の交通を支える「新潟交通佐渡 株式会社」へ伺いました。。。の第2弾!

 

第1弾 バス運転士松田清さん
第3弾 新潟交通佐渡大嶋徳之社長

 

バスの『安全・安心』を守るためにはもちろん、整備士さんの存在なくしては語れません。

「経験がものをいう商売。車いじるのが好き、俺はそれでここまできてる」

ポツリポツリと話を切り出してくれた整備工場長の加藤さん。

「来てくれる人は車が好きでいてくれるといいわなぁ。おもしろいと思う。おもしろいと思ってやってるうちに経験がついてくる。」整備士は職人の世界。見て音を聞いて不具合を見つける。暑いときは暑さに弱いところが・・・寒いときは寒さに弱いところが・・・まるで生き物みたいな車体と向き合う。そしてここは新潟交通佐渡。扱うのは大きなバスばかり。毎日何人も命を運ぶバスを整備するのは9人の整備士さんたちだ。

8時半から17時が基本の就労時間。
1ヶ月に約7台車検を行い、3か月に1回の定期点検、臨時整備を行い、ときには出発直前の不具合など瞬間瞬間の対応もする。夏は観光バスの稼働率が高く整備の台数も増える、冬は車検が多くタイヤ交換なども(なにせバス)大変だ。

よほどの技術がないと難しい世界なのかと聞くと、

「町工場でも経験があるならそれに越したことないけど、未経験でもおもしろいと思えるなら覚えも早いよ。俺は車いじるのが好きでここまでやってる」と、この道30年の加藤さんはいう。新潟交通佐渡では未経験者も現場で働きながら資格習得を目指すことができ(助成制度あり)やる気と熱意のある人には会社のサポートも整っている。
「ここの連中はそんな車好きばっかりだな」
男性の多い工場。事務所にいる見たことない女(私)をチラッと見て出ていく整備士さんはぶっきらぼうに見えるようで、どうやら恥ずかしがり屋の車好きの(元)少年たちのようだ。

新潟交通佐渡には90台のバスがある。
車検、点検整備、臨時整備、予防整備、板金・・・そしてバスならではの電気系統の点検整備(音声・運賃表示・空調など)「まずは車検整備からやって、機械系、電気系得意なところや適性を見てわけていく」上は56歳下は20歳。それぞれの適性がいいチームになっているように思う。

インタビュー中にも隣で図面を書いていた整備士さんが加藤さんに細かく確認をする。事務所に入ってきた別の整備士さんが加藤さんにスケジュールのチェックをする。チームワークの良さや職場の雰囲気が感じられる。それも全て「安全・安心」の整備を行うためだ。「人の命を預かっている」と言葉にしなくても随所にその責任感と全うしているというプライドが感じられる。

夏は観光バスなど稼働率が高いので特に忙しい。そんなときは「飲みに行くか」と誰からともなく声がかかり納涼会が行われるそうだ。1日の仕事の中でも1年の仕事の中でもオンオフがきっちりある、という印象を受けた。

 

最後に、加藤さんのやりがいと大変なことを聞いた。
「壊れたものが直るっていうのは単純に楽しい。それは今でも思うしやりがいも感じる」好きなことが仕事になって、それが楽しいと思えるのはなんて幸せなことだろう。
「大変なことは・・・健康・体力だなぁ。何と言ってもバスだから部品一つがでかい。」隣で、休憩時間に入ってきた他の整備士さんが「体力づくりをやってても衰えの方がもう早えーよな」といってみんなで笑った。

整備のチームワークもツッコミ(?)のチームワークも抜群の新潟交通佐渡整備士チームは、今日も島民の安全・安心を背負っています。

 

※求人申し込みはハローワーク佐渡 0259-27-2248 まで※
もちろん、島内の方も応募できます!!!!

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