以前、佐渡での賃貸物件探しということで賃貸物件の探し方などお伝えしましたが、今回は賃貸物件を契約するにあたり、必ず必要な連帯保証人についてお伝えしたいと思います。
目次
連帯保証人は佐渡在住の人
Iターン移住者が佐渡で賃貸物件を借りるときに一つ悩みのタネになる問題があります。
それは佐渡で部屋を借りるほとんどの場合不動産会社から
「連帯保証人は佐渡在住の人にしてください」と言われます。
Uターン移住など島内に親族・親戚がいる場合、この問題は難なくクリアできるのですが、
Iターン移住となるとそうはいきません。
Iターン移住の人に佐渡在住の連帯保証人を探すってハードルが高いですし、かなりの難題だと思うのです。
島外に現役で働き、安定した収入のある親族(親・兄弟・子供)がいる場合であっても認めてもらえません。
とは言え、佐渡で面識がない人にいきなり「連帯保証人になってください!」などと頼んで「はいOKよ!」なんて言ってくれる人いるわけないし、というかそんなの無理!
どうしたらいいのか。。。途方に暮れてしまいそうですが、大丈夫です!様々な形で解決する方法があります。
対応方法
佐渡在住連帯保証人が見つからないので部屋借りられません!となっては話が終わってしまいますが、ここで諦めてはいけません!
様々な方法で対応してくれます。
みんなどうやって契約に至って佐渡に移住しているのか不動産屋さんの対応を調べてみました。
・保証会社を使う。
・島内の会社に就職が決まっているのであれば、会社の上司に連帯保証人になってもらう。
・本来だったら敷金2ヶ月のところを5ヶ月分位多めにもらう。
などなど。
1 保証会社を使う
一番最初に思いつくのが保証会社を使う。
これが連帯保証人の代替案で一番の近道だと思ったのですが、不動産会社によっては保証会社を利用していないところもあり、各不動産会社にて確認が必要です。
また当然ですが保証会社を使う場合、保証料や手数料も発生するので費用がかさんでしまうのが難点です。
2 会社の上司に連帯保証人になってもらう
就職が決まってからの移住であればこの問題は一気にハードルが下がる気がします。不動産会社も島内の企業であれば信用できるでしょうし、契約へと話も進みやすいです。
3 敷金を多めに設定する
敷金を多めに設定する。これに関しても初期費用としてかなりの額を用意しなくてはなりませんが、
敷金は基本的に家賃未払いなどの問題がなければ退去時返金されるものなので信用を得られる為の一つの手段として利用できそうです。
※以上は連帯保証人の代替案の一つの事例としてお考えください。
これが全てではありませんし、各不動産会社によって対応は違います。
なぜ佐渡在住者でなければダメなのか
なぜここまで佐渡の不動産会社は連帯保証人を佐渡在住の人にこだわるのか?
不動産会社が連帯保証人を佐渡在住の人にしてほしい理由として上げられるのは
1 家賃滞納などお金の面で問題があった時。
家賃未払いなどの問題があったときにすぐにお金の相談ができる人が島内にいない場合、
不動産会社が島外まで出向き連帯保証人に相談する形を取るわけですが、これが不動産会社にとってはとてもネックのようです。
確かに不動産会社の立場になって考えてみると、離島であるが故に船に乗って保証人のところまで回収に行くとなるとそれなりに費用がかかりますし、大変ですね。
2 借主が暴れるなど迷惑行為があり、近隣住民から苦情が来るような事があった時。
なかなか近隣に迷惑をかける事態になることはないと思いますが、こういった事態を想定した場合も
島外在住者が連帯保証人の場合、直接相談しにくいし、解決までの時間がかかってしまいます。
島内在住であれば不動産会社から直接連帯保証人のところへ向かい、問題解決へと話を進めることができます。
最後に
佐渡へのIターン移住で賃貸物件を借りる際ほとんどの場合でこの問題にぶつかり、ちょっと大変だなと感じることもあるかと思いますが、
不動産会社もそれ相応に対応策を提案してくれます。
佐渡への引越しの際は不動産会社の方とよく話し合うことでお互いにストレスのないよう契約へと進むができます。
部屋を借りる人にもそれぞれ違った状況がありますし、個々で対応が変わってきます。
もう一度申し上げますが、上記でお伝えした例が全てとは限りません。
相談内容によっては不動産会社が他の案を提案してくれることも大いにあると思います。
佐渡で気に入った物件を見つけた際はまずは不動産屋さんに問い合わせて話を聞いてみてください。
島であるが故の不便さもありますが、佐渡には島でしか体験できない衣食住・春夏秋冬の楽しさが溢れています!
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