佐渡に暮らす私は
こちらの本は新潟県立佐渡総合高校1年生の「産業社会と人間」という授業で作られた本です。
「働くこと」をテーマに佐渡に暮らす96名の方達に生徒さん自らインタビュー・撮影をし、
大学教授などから特別授業を受け、インタビュー方法や写真の撮影方法を学び、一つの本が出来上がりました。
こちらに取り上げられている方達はネットで検索してすぐ出てくるようないわゆる佐渡の有名人ではなく、
生徒さんの身近で佐渡に暮らし、働く方々が取り上げられているんです。
名前を見るとインタビュアーとインタビュイーの苗字が一緒だったりするので、ご家族を中心に取材された方が多いのかなと思いました。
写真に映る人たちの表情は自然で、仕事中の真剣な姿を写した写真もあります。
文章を読んだ上で写真を見返すと、その人の思いや仕事風景を重ねて見ることができ、最初見た印象とまた違って見えるから不思議ですね。
表紙をめくると、生写真が3枚納められていて、お好きな写真を表紙にすることができるトリックもあるんです。
写真の裏には生徒さんの手書きのメッセージが添えられていて、それぞれのお勧めスポット、佐渡の好きな風景を知ることができますよ♪
学生目線のお勧めポットはなかなかレアだと思うので、この機会にぜひ訪れてみてください!
佐渡総合高校の生徒さんが羨ましい
この本を手にとって読み、単純に
「佐渡総合高校の生徒になりたい。中学生の時、選択肢に佐渡総合高校があったらよかったのにな」
と思いました。
人生の中で、自分たちで本を作る作業ってなかなか機会がない。
一冊の本を作り上げるという経験を高校生の時に仲間と共にできるのはとても貴重だと思います。
出来上がるまでにたくさんの知識を得て、時間を割かなければならなかったと思いますが、本はずっと残るものですし、
きっと彼らには卒業アルバムよりも大事な一冊になると思うと、とっても羨ましい!
佐渡総合高校に興味を持った方はこちら!
佐渡にUIターンしたい人にもお勧めしたい
佐渡にUIターンを希望する方に、佐渡の職業事情を知る一つの手段としてもこちらの本をお勧めします。
移住相談の質問の中で、
「佐渡に仕事はありますか?」
とよく聞かれます。
確かに、佐渡は都会に比べたら求人数は少ないかもしれません。
しかし、人口約5万人が暮らすこの島には多くの職業・職種があり、そこで働く人たちがいます。
「佐渡に暮らす私は」から、佐渡にもこういう職業があるんだ。こんなにもたくさんの働く人たちがいるんだ。と感じ、知ることができると思います。
年末までに再販予定
現在「佐渡に暮らす私は」は完売しており、どちらの書店でも取扱はないですが、年末までに再販する予定とのことです。
情報が入りましたらリライトしてお知らせしますね。
再販まで待てない!という方は、SUI併設のコワーキングスペースSAJEMまたは、島内の図書館にて読むことができます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。