SUIが入居する馬川亭に5月に新しくできたもったいないセンター
不用品の無料交換所であるもったいないセンターは、ひととものをつなぐ場、不要になったものとそれを必要とする人とをつなぐ場として、馬川亭にアトリエを構える 服飾作家のみしまあすかさんが運営しています。
リサイクルショップともちょっと違う、新たなスペース。もったいないセンターを実際に利用してみました!
目次
もったいないセンターがある場所
もったいないセンターは畑野地区、栗野江の馬川亭内にあります。
畑野のローソンと、畑野温泉松泉閣のちょうど間あたり。
南線沿いにあります。看板はありませんが、青い瓦屋根を目印です。
玄関を入ると大きく開けた空間が出迎えます。
右手に見えるのが当センターと併設する雑貨セレクトショップしまカタリ。
もったいないセンターはここを通りすぎてそのまま奥に進みます。
奥には馬川亭カフェの飲食スペース兼、サザンカ図書館があります。
こちらの飲食スペースからの眺めがこれまた最高。
国中平野と大佐渡山脈の景色を独り占めできるカフェはおそらくここだけ。
美しい佐渡の自然と共にゆったりとした時間が流れる空間です。
今回はあえて写真は載せないでおきますね。実際に来た時にご自身の目でお確かめください。
飲食スペースの案内はこれくらいにして、ふすまの奥の部屋にもったいないセンターがあります。
入口に「もったいない」と書かれた看板が置いてあります。よくみると小さなボタンで書かれていますね。(カワイイ)
どんなものに出会えるのか楽しみです!
さっそく並べられている、もたいないものたちを見てみましょう!
かわいいデザインの缶、子供服、カバン、おちょこ、レトロなコップ、毛糸、ガラスの器などたくさんの食器やカトラリーがきれいに並べられています。
ものとの出会いは一期一会。この写真に写っていても、行ったときには無いものもあるかもしれません。
量販店ではないのでまた同じものが置かれることもないでしょう。
建物レトロな雰囲気と相まって置かれているもったいないものたちも、落ち着いてオシャレに見えますね。
実家やおばあちゃん家で見たことあるようなデザインのものだったり、懐かしさを感じるものだったり。
おちょこもたくさんあって、ひとつひとつ絵柄を見るのも楽しいですね^^
子供服があるのもおすすめポイントです。
大人と比べて、汚れたり、着替える回数が多いから子ども服は何枚あってもいいですよね。
また、成長と共にすぐサイズアウトしちゃって、かわいいからと思ってクローゼットにしまっておいても活用できないものがほとんど。
この場を通じてまた新たな服生を歩んでもらいましょう。
もったいないセンター内の壁にはこのように紙袋に書かれた利用方法の案内があります。
譲る人、もらう人はまずはこちらをお読みください。
もったいないセンターでものを譲ってきました!
ぐるりと見学を終え、実際にもったいないものを譲ってきました。
今回譲った品物はこちら。グラスタンブラーなど食器たちです。
まずはもったいないセンター中央に置いてある「もったいないカード」に譲りたいものについて書きます。
カードに記入したら、テープで張り付け、素敵に見える場所に置きます。
窓側のきれいなガラス食器が並べられている所に置かせていただきました。
どなたかの手に渡って新たなお家で利用されますように!
その他これらを置かせていただきました。
もったいないセンターでものをもらってきました!
塩辛を盛る用に大きめのおちょこを探していたところ、ちょうどいいサイズ感のおちょこがあったので頂きます。
ものをもらう時はもったいないカードにもらったものの名前と、お礼のメッセージを書きます。
すでに品物にカードが張ってある場合は、そのカードの裏面にメッセージを書きます。
メッセージを書いたもったいないカードはセンター内の壁に貼ります。
たくさんのありがとうのコメント。
今までたくさんのものがもらわれていったんですね。
メッセージの数だけ人と物との繋がりを見ることができます。
もらったものを使っている様子を写真に撮って「#もったいないセンター」のハッシュタグをつけてinstagramに投稿したり、直接もったいないセンターのメールに送信することもできます。
もったいないセンターでは活動を続けていくためにカンパを募っています。
中央のローテーブルにカンパばこがあるのでそこにお気持ちを入れてください。
もったいないセンターについて
もったいないセンターを利用する前に、こちらのご利用方法を見てから行くとスムーズです^^
探しているものや、センター内に持ち込めない大きいもの、家電リサイクル法の対象となるものはセンター内の掲示板に掲示をして募ることもできます。
「探しています:短くなった鉛筆を集めている」
「ゆずります:電気ストーブ 丸型 アラジン型」
の張り紙がありましたよ。
お家の引き出しに眠っている短くなった鉛筆があったらもったいないセンターに持ってきてください。
もったいないセンターの営業時間は下記の通りです。
もったいないセンター
営業時間 10:00-15:00
定休日 水曜・木曜
問い合わせ mottcen@gmail.com
ミツカル掲示板のご案内
佐渡UIターンサポートセンターが運営するFacebookグループミツカル掲示板も併せてご利用ください。
ミツカル掲示板とは・・・
ミツカル掲示板は、”売ります・買います・あげます・尋ねます・手伝ってください・手伝います・同じ趣味の人探してます・教室やサークルなどのメンバー募集・イベントの紹介” を通して、佐渡での生活をより豊かにするためのFacebookグループです。
佐渡版ジモティ、もったいないセンターのweb版といった形で運営しています。
個人間でのでやり取りなので大型家具家電も掲載できます。
グループは承認制で、佐渡市在住または、佐渡市へ移住予定の方のご利用に限らせていただきます。
今まで、ソファーやひな人形、冷蔵庫などの引き取り手を探す投稿が出ていましたよ。
グループの参加方法はこちらをご覧ください。
最後に
「あなたのもったいないを 誰かのありがとうにつなぐ」
もったいないセンターのキャッチコピー、とても素敵だと思いました。
捨てるにはもったいないと思ってまわりに聞いても「今は間に合っているから大丈夫」となってゴミ箱へ。
直接でなくともものを通じて人が繋がり、必要な人のありがとうとなる。
資源が限られている島だからこそ広まってほしい取り組みだと思いました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。