佐渡の庭に生えてるヨモギでシフォンケーキを作ってみた!

冬が終わり春になり、たくさんのGreenに囲まれて生活できることに感謝して生活をしている今日この頃。

おいおいちょっと伸びすぎですよ雑草さん。

Greenがあることは良いことだけど、ありすぎてもちょいと困る。

近所からは毎日のように草刈り機のガガガーブブブーンのBGM。

毎朝目覚まし時計をSetせずとも草刈り機が起こしてくれる。

なんて便利なんだ田舎は。お陰様で朝寝坊とは無縁の生活を送れるぜ。

Thank you for the grass cutter.

 

どうやらこの刈り上げられている雑草たち、食べられるらしいじゃないか。

佐渡は野草ブレンドティーを販売するさどのめぐみっちゃを始め、野草研究家の方など野草を愛する人たちがたくさんいて、野草の活動がとっても活発。

世の中に雑草という名の植物はないのだ!

昨今の野草ブームに便乗し、SUIの庭に生える雑草、いや、野草・ヨモギでシフォンケーキを作ってみました!

ヨモギシフォンケーキ

シンフォンケーキとは・・・

もともと黄身と白身が仲良く一緒だったのに、わざわざ離れ離れにさせて別々に泡立てまた一緒に混ぜ合わせる。一度別れたけど、社会でたくさんの空気という名の出会いを経験をし、容積が増え一回り大きく成長しまた再会した、復縁カップルのようなケーキです。

かさがあるから見た目がボリューミーで食感がふわふわと良く、その上原価が大変安いときたもんで、大変優秀なケーキです。

 

面白く説明すると上記のような感じですが、真面目に説明すると、Chiffonとは軽くて柔らかい織物の意。ちなみにフランス語ではもともと雑巾と言う意味で使われてきた言葉。

アメリカで生まれたこのケーキは長い間レシピが公開されていませんでしたが、開発者が高齢になった事をきっかけに公開され全世界に愛されるケーキとなりました。

ああ、公開されてよかった。開発者が頑固者のままだったらこのおいしいケーキに出会えていなかった。きちんと後世に受け継ぐって大事。

それでは作っていきましょう!

必要な器具

オーブン
17cmシフォンケーキ型(紙orアルミ)
ハンドミキサー(泡立て器でも可)
ミキサー(すり鉢)
ゴムベラ
中ボウル1
大ボウル1
計り
シフォンナイフ(竹串orペティナイフ)

ふるい

材料

ヨモギ・・・・30g(茹でて硬く絞った状態で)
ぬるま湯・・・40g
卵黄M・・・・3個
砂糖・・・・・30g
油・・・・・・30g
薄力粉・・・・60g

卵白M・・・・3個
砂糖・・・・・40g

下準備

①ヨモギを庭から摘んで来る。(道路沿いのものは排ガスや動物の糞尿が、田んぼ沿いのものは農薬が付着している可能性があるので、できればそれ以外の場所で採取するのが望ましいです。)
水でよく洗い、熱湯でさっと火を通し冷水にあけ、硬く絞る。
ぬるま湯40gと合わせ、ミキサーでペースト状にする。

②メレンゲを立てるボウルに油分が無いようしっかりと洗剤で洗う。

③卵白と卵黄を分ける。卵白に少しでも卵黄が混じってしまうと泡が立たなくなってしまうので注意。

※メレンゲ作りに油分は大敵です。卵黄も油分です。

④オーブンを170度に予熱しておく。

⑤粉を振るう

材料を合わせて焼く

ボウルに卵黄を入れてほぐす。砂糖を入れ白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜる。高速

②油を少しずつ加えながらハンドミキサーで混ぜる。高速

③ペースト状のヨモギを入れ混ぜる。飛び散るので注意。低速

④薄力粉を入れ混ぜる。低速
全体が混ざったらゴムベラに変えボウルの壁についている生地を綺麗にし混ぜ合わせる。

⑤卵黄を泡立てたハンドミキサーの羽を洗剤でよく洗う。

ボウルに卵白と砂糖を入れモコモコと形ができ、艶が出てくるまでハンドミキサーで泡立てる。高速

低速に落とし全体のキメを整えるように混ぜる。

卵黄生地の中にメレンゲをゴムベラでひとすくいし混ぜる。マーブル状になったらもうひとすくい入れ混ぜる。

⑦メレンゲの中に⑥を入れさっくりとゴムベラで混ぜる。混ぜむらの無いように。

⑧生地を型に流し入れ、表面を平にし、少し揺すって気泡が出てきたら竹串等で潰す。

⑨170度で30分焼く。

⑩焼き上がったらひっくり返し、しっかりと冷ます。ワインの空き瓶が使いやすいです。

⑪型から外す。
紙の型の場合は切り取り線から破るように外す。
アルミの型の場合はシフォンナイフや竹串などで型に押し付けるようにぐるりと一周し、筒側・底面も同様に外す。

出来上がり!!

一口食べるとよもぎの香りが広がって、子供の頃ヨモギを使っておままごとで遊んだ懐かしい記憶も思い出させてくれます♪

好みで生クリームを添えたり、果物を添えたりしていただくとこれまた美味しいです!!

 

最後に

今回は誰でも知ってるヨモギを使いましたが、それ以外にも庭に生えている食用の野草がたくさんあります。

もちろん毒の成分のある野草もあるので食用にする際は十分気をつけてください。

野草それぞれに冷え性や、高血圧に効くなど体にいい成分が含まれるものもあるようです。

普段何気なくむしっている草にも一つ一つ名前があり、調べていけばいくほど奥が深い野草の世界。

今後見る目が変わってきそうですね♪

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!