佐渡の方に「一番好きな季節はいつですか?」と質問すると、「5~6月の初夏かな♪」と返ってくることが多い気がします。
佐渡暮らしがもうすぐ3年目に入るSUIスタッフも、桜が終わって、梅雨に入る前までの季節が心地よくて好きです。
気温も湿度もちょうどよく、昼間は体を動かすとちょっと汗ばむけど、朝晩は肌寒い。1日の中にはっきりとしたリズムを感じられるのです。
この時期の一番の楽しみと言えば、花鑑賞。
6月に入る頃、佐渡の観光情報を調べると一度は目にするトビシマカンゾウが見ごろを迎えます。
梅雨前のこの時期は晴天の日も多く、青空と新緑とカンゾウの濃い黄色と。誰もが写真を撮りたくなる景色に出会えます。
また、佐渡にはバラを楽しめるスポットもあります。上品な香りに包まれながら愛でる色とりどりのバラは一瞬にして心も身体もリラックスできます。
本日は最近行ってきた佐渡のお花鑑賞スポットをご紹介します。
目次
佐渡のトビシマカンゾウ
大野亀に着くと、100万本のトビシマカンゾウが出迎えてくれます。あたり一面に広がるトビシマカンゾウに思わず目を奪われます。
行ったことないですが、天国ってこんな感じなんだろうなって思うんです。
クマバチさんたちがせっせかせっせかと、蜜を集めていました。彼らってあまり攻撃してこないし、ずんぐりむっくりしてるし、かわいいですよね。
少し歩き進めると絶壁からの大海原。
目に入るものに人工的なものは何もなく、ただただ大自然を感じられます。
木のトンネルからのトビシマカンゾウ。そこはもうおとぎ話の世界です。
トビシマカンゾウがみられる一番の名所はこちら。
佐渡の北端にある景勝地、大野亀です。島内の最大の群生地となっています。
大野亀以外にも、真野湾の人面岩付近の道路沿いにもトビシマカンゾウ鑑賞スポットがあります。
大野亀まではちょっと遠いなという方は、こちらでドライブ中に楽しめます♪
佐渡のバラ
金井地区三太郎農園
佐渡市金井地区にある三太郎農園のバラ園。600株以上のバラが出迎えてくれます。
入口に入る前からバラの香りが漂っていて、四方をバラに囲まれているので、まるで花の妖精になった気分を味わえます。
あちらこちらにベンチがあって休憩しながらゆっくりと楽しむことができますよ。
1冊本を持ってきてバラ園で読書。あぁ、なんて最高の休日でしょう。
こちらはバラのトンネル。
トンネルって言葉にあまりいいイメージは浮かばないですが、バラのトンネルならどこまでも続いてほしいです。
我ながらよく撮れたと思うこちらの一枚。よい感じのボケ写真をおさめられた思います。
果樹園の一部をバラ園にしているので隣の畑には洋ナシやブドウ、プラムなどの果樹も見ることができます。
もちろんこちらは進入禁止。葉っぱを見てこれはなんの果物かな?とクイズを出しながらお散歩を楽しむのもいいですね。
嗅いでもよし、くぐってもよし、愛でてもよしの三太郎農園のバラ園の場所はこちらです。
初めて行く方はちょっと分かりにくいかもしれませんが、随所に看板がありますので、迷わずたどり着けますよ。
真野地区さかや農園
佐渡市真野地区田切須(たぎりす)にあるさやか農園は果樹園がメインですが、園の通路にバラが植えてあり、観賞用に一般開放しています。
大きなタイヤを鉢?にした現代アート的なバラ。タイヤとバラと聞くとアンバランスな印象を受けますが、ここまで元気に枝を伸ばすバラを見ると、芸術性を感じられますね。
まるで、80年代のハードロッカーの髪型のようです。
木の電柱を支えに空へと伸びるこちらのピンクのバラは、本来バラは蔓性の植物だと気づかさせてくれます。
園内には直売所もあり、ジャムやジュース、はちみつなども購入できますよ。お土産にピッタリですね。
さかや農園の場所はこちらです。350号線を走っていると「さかや農園 バラ園こちら」と看板が立っておりますので、そちらを目印に来てください。
最後に
トビシマカンゾウでも、バラでもないのですが、金井温泉金北の里にある池?にお花畑が広がっていました。
初夏の道端によく見かけるフランスギクと、オオキンケイギクと、写真では確認しづらいですが、池にはスイレンも咲いています。
柵で囲われているのでまわりから眺めるだけですが、池の周りを覆いつくす花々は見ごたえがありましたよ。
これからアジサイも見ごろを迎えます。
佐渡の紫陽花の名所と言えば通称アジサイ寺ともいわれる「蓮華峰寺(れんげんぶじ)」。
こちらも楽しみです!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。