こんにちは、SUIの棚村です。
夏休みの日記シリーズPART2の順番が回ってきました…が、例によって私も休みという休みは無く。(笑)
8月前半は佐渡島内のスポット・人物に関するWeb記事を50記事以上書いたり(夏の繁忙期に受けるもんじゃないと反省)、中盤は10日間連続の『南埠頭のビアテラス』に出店したりと、協力隊が終わったらちょっとはゆっくりした佐渡の夏を過ごせるだろうというのはまったくの幻想だったことが分かった1カ月でした。
なんだかんだ色々あった夏だったけれど、今回フォーカスする私の「ある日」はコチラ!
佐渡国際トライアスロン大会2024!
「みなとオアシス佐渡両津」担当の地域おこし協力隊として、進行を兼ねての司会はしていましたが、この度サブMCのお話があり…。こんなに大きな佐渡のオフィシャルイベントの実況に携わることができるとは思ってもみず、ちょっと浮かれてもいたこの日。来年また実況として席に座っているかは分かりませんが、この日のドキドキを忘れないように日記にしたためます。
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9月1日(日) 天気 くもり のち 晴れ
4:00 佐和田海岸 到着
両津から佐和田まで車で約30分ということを踏まえ、この日起きたのは朝(朝?)の2:30! 元々入眠下手なこともあり、結局寝たのが12時だったので、実質3時間も寝れていないまま会場入りしました。
選手たちもまだまばらな会場は、不気味なくらい静か。選手と同じくらい、大会の実施を願っていたスタッフたちが粛々とスタートまでの準備を進めていました。(ノロノロと進む台風サンサンには参った)
6:00 A・RAタイプ スイムスタート!
今回実況のお声掛けをしてくださったのは、『株式会社さどやニッポン』の相田 忠明さん! この春に開催された真野桜まつりでの司会の様子を見て、声をかけてくださいました。何に繋がるか分からないし、なんでもやってみるもんだなあ。
相田さん自身も10年以上実況として関わっているということもあり、トライアスロン愛も人一倍! 片や私はというと、公式サイトとYoutubeの過去動画からの付け焼き刃の知識しか無いため、いかにも不安そうな顔。余裕のヨの字もありません。
慣れないトライアスロンワードに噛みまくりのまま、頼れる総合司会の新田朝子ねえさんにバドンを託し、最初の競技であるA・RAタイプのスイムがスタート!
ちなみにタイプは2024年から全部で『Aタイプ』『RAタイプ』『Bタイプ』『RBタイプ』の4つ。それぞれの違いはざっくりと以下に。
Aタイプ:スイム4km+バイク190km+ラン42.2km
Bタイプ:スイム2km+バイク108km+ラン21.1km
RA・RBタイプ:A・Bの3種目を3人でリレー形式で行う
それぞれの競技に制限時間があり、また、トライアスロンに参加するための資格も他の大会に参加することで得なければいけないという厳しい戦い! 今年は台風の影響もあり、昨年よりやや少ない1600人の参加だったそうですが、北は北海道、南は沖縄県まで、全国から鉄人たちが集まっていました。
13:00 いよいよ実況組の本番!
今回私とともに初実況に参加したのは、佐渡テレビの魚市場コーナーでお馴染みの『さど魚市場のきむらさん』。 「レース番号」「~~さんではなく、選手」「ゴールではなく、フィニッシュ」など、トライアスロン用語に気を付けながら、選手たちをお迎えしました。
当日の様子は佐渡市スポーツ協会のYoutubeでも生配信!高千や小木の各地にカメラマンが配備され、選手たちの雄姿をカメラに納めていました。(後日同アカウントで編集されたものが公開される予定です)
選手にはそれぞれタイム計測のためのバンドがついていて、ゴール手前の計測地から信号を得ると実況席のPCで選手名が分かるシステム…なのですが、時折回線エラーが起こることも。その際には選手の服についているナンバーを双眼鏡や肉眼で見て、印刷した選手リストから名前を探すという、かなりアナログな手法で実況していたのがジワりました。笑
20:00 大会も終盤!
去年まではマイカー自粛DAYということもあり、トライアスロンの日は家で佐渡テレビの生放送を見ていた私。選手や選手を応援する家族、スタッフのために佐渡島内の飲食店が並んでいることすら知りませんでした。1日中運動した選手はエネルギー不足で低血糖になるらしく…。よくあんなに運動した後にビールを飲んで倒れないなと感心しながら、運動している人以上に食べている私。さて、大会も終盤にさしかかります!
21:30 閉会の花火を打ち上げ!
21:30を迎えると同時に花火が上がる佐渡トライアスロン大会。会場には「まだ間に合うよ!」「あと5分!」「走れ~!」という声が21:30ギリギリまで響き渡っていました。
今回一番印象に残ったのは、閉会式の途中にフィニッシュゲートに戻って来た選手の姿。新田朝子さんがマイクを向けると悔しい気持ちが涙とともに溢れ…、その姿にこちらも涙。花火を横目に暗いゲートまで走る姿を想像するだけで胸が詰まる想いでした。タイムには残っていないかもしれないけれど、フィニッシャーでしょ!! おかえりなさい!!!
最初から終わりまで現地にいることで、会場設営、音響、電気、救護、誘導、配給所…。人と人との関わりをより濃く感じることができました。そして繰り広げられる人間ドラマに胸が熱くなります! 佐渡市スポーツ協会のYoutubeでは、設営スタッフやボランティアにフォーカスした動画も公開していますよ。
お知らせ:ロードバイク講座交流会を実施します🚴
「せっかく佐渡にいるんだし佐渡らしいスポーツをしてみたいかも」と思った熱量そのままに、10月19日(土)に、ロードバイク講座交流会を実施します!
講師は佐渡トライアスロン大会にも選手として参加された『佐渡ゴールデンアイビス』の鈴木 道也(すずき みちや)選手と、重田 倫一郎(しげた りんいちろう)選手。会場はおんでこドームで、小学4年生~中学生の子どもたちを対象に開催します。
冬季には室内のトレーニングも可能とのことで、両津地区のこどもたちを中心に、レッスン生も増加中! 佐渡から世界に飛び立つプロ選手が生まれるなんて、新しいカタチの佐渡ドリームですね🔥 ロードバイク講座交流会へのお申込みはこちらの【専用Googleフォーム】からお願いいたします。スポーツの秋を楽しみましょう!