新潟県地域振興局と一緒に作った移住促進パンフレット「佐渡暮らしに会いにゆく」。
海も山もある暮らしができる佐渡。昔からいろんな地域との往来があり、人や物資だけでなく、文化や言葉、風習までも伝わり独特な島文化を作りました。
今日ご紹介するのは2017年に千葉県から移住した岩瀬祥子さん。
ご夫妻で移住し、今ではかわいいお子さんと3人家族。
旦那さんは就農し、祥子さんは子育てのため仕事を一時離れていました。(インタビュー当時)
岩瀬祥子さん
移住のきっかけ
大学時代、四季に沿った農家暮らしを学ぶためファームステイして回ったことがあり、佐渡の米農家さんにもお世話になりました。
農業という同じ夢をもつ夫との結婚を機に、移住支援や就農支援をしてくれるところを探し、佐渡へ移住することに決めました。
佐渡に暮らしてよかったこと
季節を五感で感じられるところです。
どんどん近代化されていく中でも、佐渡では自然に寄り添って作物を育て、旬の食べ物を楽しむという本来の農の営みができるように思います。
暮らしにも“昔ながら”がたくさん残っていて、自然とともにある暮らしを身をもって感じられます。
佐渡に暮らして困ったこと
冬は特に天気が荒れるため、予定している船が欠航になることは度々。
妊娠中、最終便まで待ちぼうけになった上、大雪の夜道を歩いたときは、佐渡の冬の洗礼だと思いました。
佐渡での子育てはいかがですか?
赤ちゃんを連れていると、どこへ行っても声をかけられ手を差し伸べてもらい島の人に育ててもらっていると感じています。
おもちゃや布おむつ、防寒具、布団など、続々とお下がりが回ってきて本当にありがたいですね。
祥子さんの佐渡での子育ての様子は、こちらのブログでご本人が紹介しています^^
これからの夢
家族経営の農業で生計を立てるのが理想です。大学時代のファームステイでの経験から、無農薬で野菜や米を育てることにも関心があります。
私たちが佐渡の暮らしを楽しむことで、子どもにも佐渡で育つことに誇りをもってもらいたいです。
移住を考えている方に一言アドバイス
私たちはトントン拍子で移住の話が進み、落ち着くことができましたが、地域や住民との相性は大事です。
佐渡は広いので、さど暮らし体験住宅などを利用しながら色々な人に会ってみると良いと思います。
祥子さんをはじめ他の方のインタビューは新潟県佐渡地域振興局の「佐渡暮らしに会いにゆく」に掲載されています。