新潟県地域振興局と一緒に作った移住促進パンフレット「佐渡暮らしに会いにゆく」。
海も山もある暮らしができる佐渡。昔からいろんな地域との往来があり、人や物資だけでなく、文化や言葉、風習までも伝わり独特な島文化を作りました。
今日ご紹介するのは佐渡に孫ターンした渡邊佳奈子さん。
2013年、子どもの頃から慣れ親しんだおばあさんがいた佐渡へ移住を決めました。
現在はドイツ製法のサラミ・ソーセージ工房 へんじんもっこでドイツ公認資格ゲゼレ(職人)を持つソーセージ職人の旦那さんを支え、またお祭りにも裏打ち(太鼓打ち)に参加するなど地域活動に積極的です。
弾ける笑顔でいつも場を和ませてくれる佳奈子さんは、得意なイラストを生かし様々な活動にも取り組んでいらっしゃいます。
渡邊佳奈子さん
移住のきっかけ
ワーキングホリデーを利用し英国へ農家のお手伝いをしに行きました。
その自然に寄り添った暮らしを日本でもしたい!と思い、移住先を検討。
長野や山梨も候補地でしたが、子どものころから慣れ親しんだ祖母のいる第二の故郷、佐渡に決めました。
佐渡に暮らしてよかったこと
四季を十分に感じ季節に添って豊かな暮らしができているなぁ、と思います。
付き合う年齢層も広がり色んな暮らしの知恵をいただいていますね。
あとは食べることが大好きなので、旬の食材はもちろん、その食材を使ったおいしい飲食店もたくさんあります。
佐渡に暮らして困ったこと
冬の生活ですね。
ジメジメしてカビが生えやすい冬は太平洋側のスカッと晴れた冬と全然違います。
それといまだに雪の中の運転は怖いです。
除雪は車道しか行わないので歩道は雪がたくさん残ったままで歩きにくいかな…。
これからの夢
島外にいる友人・家族がいつでも遊びに来られるようなゲストルームのある家を持ちたいです。
私の住んでいる新穂から見る金北山(佐渡最高峰1172m)が一番雄大で、きれいなんです!
その景色を見ながらみんなでビールを飲む!そんなことをいつか叶えたいと思っています。
朝美さん(義母)から移住を考えている方に一言アドバイス
佐渡は幕府直轄の金山があり、それにまつわる技師、坑夫など他の地域からたくさん人が入って来た歴史があります。
そして、彼らを受け入れる素地が昔から合って、脈々と受け継がれている、そういう島です。
だから安心して来てもらいたいですね。うちにも寄って!
得意なことを生かして活躍
佳奈子さんはイラストを描くことが得意。
佐渡市の「佐渡女子ファンクラブ」の公式グッズのデザインを手がけているんですよ!
加入条件は、佐渡島外在住の18歳以上の女性で佐渡のPRに積極的にご協力いただける方。
女性の方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね^^
ドイツ製法のサラミ・ソーセージ工房「へんじんもっこ」
へんじんもっこの製品は、こちらから注文することが可能です。
また、「de Vinco」は佐渡の新穂地区にあるへんじんもっこ直営レストラン。
佐渡でへんじんもっこの製品を美味しくいただくならここがおすすめです。
ピザにパスタ、一品料理にデザートも、サラミやソーセージ以外の料理も充実の人気店です^^
佳奈子さんをはじめ他の方のインタビューは新潟県佐渡地域振興局の「佐渡暮らしに会いにゆく」に掲載されています。