新潟県地域振興局と一緒に作った移住促進パンフレット「佐渡暮らしに会いにゆく」。
海も山もある暮らしができる佐渡。「佐渡暮らしに会いにゆく」にはそんな海の暮らし・山の暮らしをしている12名の方をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、上之山京子さん。結婚を機に新潟市から引っ越して来られました。
現在は、新潟市にある印刷会社のデザイン制作をテレワークで行い、松ヶ崎地区の地域のことや学校活動にとても精力的に取り組んでいらっしゃいます。
昨今、「働き方改革」が叫ばれていますが、先進的な働き方をなさっているのがまさに上之山京子さんです。
上之山京子さん
移住のきっかけ
同級生が佐渡へ嫁いだこともあってよく遊びに来ていました。
ダイビングのライセンスを取得したり山でトレッキングをしたり自然の中で時間を過ごしました。
新潟市で佐渡出身の夫に出会い佐渡に引っ越してきました。
佐渡に暮らしてよかったこと
地域の方との心の距離がとても近いです。
自然の遊びやふれあいを教えてくださり、地域が大きな家族!
特に海・山・川・畑にいる生き物を採取、観察、育て、自由研究が好きな息子にとってはいい環境なんだなとしみじみ思います。
佐渡に暮らして困ったこと
私が住んでいる松ヶ崎地区は、島内の他の地域に比べて子どもは多いほうではなく、少し寂しい思いをさせるかも…と悩んだこともありました。
ですが、神事である鬼太鼓に子どもの頃から関わることができ、地域の一員として役割をきっちり果たしている息子の姿を見て、この子がここで生まれて育っているのには意味があることなんだと勇気が出ました。
佐渡での働き方
結婚前から新潟市の印刷会社で企画デザインをしていました。
佐渡に引越しするタイミングで会社側からリモートワークを進めてくれて、離職することなくキャリアを築くことができています。
そんな働き方を選べる方が佐渡に来てくれると嬉しいですね。
移住を考えている方に一言アドバイス
地域行事の他に青年会・婦人会など地域の人たちと集まる機会が多いのですが、地域の一員になると居心地がよく大きな家族に包まれた安心感さえあります。
臆することなく参加して顔を合わせることをお勧めします。
そして、ぜひ松ヶ崎小中学校、多田保育園でお待ちしています !
小学3年生の長男が通う松ヶ崎小学校は小中連携校で、全校児童・生徒18人みんなが仲間。
低学年も参加する遠泳大会や鬼太鼓発表会、総理大臣表彰も受けた学校林作業、太鼓芸能集団「鼓童」研修生との交流。
小規模校だからこそ一人一人に関わってくださる先生方の指導。
運動会や文化祭など地域の大人の方々が積極的に子どもたちと関わり、作り、喜んでくださる瞬間。
松ヶ崎小中学校の教育環境は島内でも折り紙付きだと思っています。
先生も地域の方々も色々なことをほんとに親身になって考えてくださいますし、どの場面と出会ってもここで育てることができて良かったと思う毎日です。
夏には親子対象の移住モニターツアーが企画されています。いつでもオープンな松ヶ崎小中学校、多田保育園。ぜひ見学にいらしてください。お待ちしています!
上之山さんをはじめ他の方のインタビューは新潟県佐渡地域振興局の「佐渡暮らしに会いにゆく」に掲載されています。
夏の「さど暮らし移住体験 親子モニターツアー」についての詳細は近日発表!どうぞお楽しみに。