佐渡島は暖流の対馬海流の影響で冬の気温は新潟県内の他の地域と比べ1〜2度ほど高く、
新潟県のスキー場があるエリアで想像するようないわゆる豪雪地帯ではありません。
しかし、毎年雪は降るので佐渡で暮らす際はスタッドレスタイヤは必須です。
目次
佐渡島の人はいつ頃タイヤ交換するの?
佐渡では大体11月中旬を過ぎると普段の会話の中で「そろそろタイヤ交換しないとね~」という会話が増えてきます。
11月下旬になってくると「もうタイヤ替えたよー!」という人がちらほら。
(地域によりますが11月に積雪のある地域もあります。)
12月に入ると毎日天気予報と睨めっこして、雪マークがついてないかどうかこまめにチェックし始めます。
いよいよ週間予報で雪マークがついたなとなったら、みんな一斉にスタッドレスタイヤに履き替えます。
次週に雪の予報が出ているのにまだ替えていないと、「早く替えな!!」と注意を受けます。
タイヤ交換を終えて「これでひとまず冬を迎える準備ができたわ」と安心できます。
季節によりますが、佐渡では大体11月下旬から12月入ったあたりにスタッドレスタイヤに履き替える人が多いです。
雪が降ってからの交換となると、
出勤前の忙しい時間に横殴りの雪の中でタイヤ交換をする。
または、
職場まで長時間かけて徒歩移動する。
など、地獄を体験することになりますので、早めの交換を強くお勧めします。
佐渡島でのタイヤ交換費用
雪が降らない地域で暮らしてきた人にとってタイヤ交換は身近なものではないですよね。
最近のタイヤってそう簡単にパンクしないですし、
自分で替えた経験のない方もたくさんいらっしゃると思います。
しかし佐渡で暮らすと生活の中に毎年2回タイヤを交換するというイベントが発生してきます。
タイヤ交換なんでやったことない、不安だわ。どこかにお願いできないかしら??
カー用品店やガソリンスタンド、ディーラー、整備会社などでやってもらえます。
島内のお店に夏冬タイヤ交換費用を聞いてみました。
2,200円〜3,300円。
1本550円くらい〜といった感じです。
車種によって値段の違うところもありました。
しかもこの時期とても混んでいて予約も取りづらかったり、何時間待ちということもあるようです。
佐渡島でタイヤ交換をする
タイヤ交換費用を聞いて
「もし自分でできたらちょっと豪華なランチ食べれるじゃないか」
「車に乗っているからにはタイヤ交換の知識を持っていないといけないな」
と思ったので自分でタイヤ交換してみることにしました。
一人では不安だったので、知り合いの方にご協力いただきました。
初めてタイヤ交換する人はYoutubeでやり方をイメージトレーニングしてから行うといいです。
Youtuberは非常に丁寧に教えてくれます。
必要なもの
汚れてもいい服
軍手
スタッドレスタイヤ
ジャッキ(車を浮かせるもの)
レンチ(ナットを外すもの)
くるくる回す棒
ジャッキ・レンチ・くるくる回す棒は車に装備されています。
私の車は荷物を積む場所の下にスペアタイヤと共に収納されていました。
実践
タイヤ交換は平な場所でシフトレバーをPに入れてサイドブレーキもかけて行います。
もし交換中にジャッキが外れて車が動いてしまったら車に傷がつきますし、何より怪我してしまいます。
ホイールを外す。
特に必要な工具などはなく、空いている穴のところに手を突っ込んで引くと外れます。
どうしてもかたくて取りづらい場合はマイナスドライバーと突っ込むを外れやすくなります。
ジャッキで車を浮かせる前にナットを緩めます。
これが結構硬いので、体重をかけて頑張って緩めます。
ジャッキを指定の場所に設置します。
車の取扱説明書に設置場所が記載されていました。
ジャッキをセットし、くるくる棒とレンチをこのようにセットしくるくる回してジャッキで車体をもちあげます。
タイヤが地面から少し浮いたら、ナットをすべて外します。ナットを緩める順番は隣接するナットではなく、対角線のナットを緩めていきます。
タイヤを水平に外します。
スタッドレスタイヤに付け替え、ナットをつけて、ジャッキを下ろし、タイヤが地面についた状態でナットを締め上げて完成です!
最後夢中になりすぎて付け替えるところの写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい。
晴れてスタッドレスタイヤに付け替えられました!
人に教えていただきながらの交換だったので安心して出来ました。
やってみると案外簡単で難しいと感じるところはなかったです。
簡単にまとめると
ホイールを外す→ナットを緩める→ジャッキで車体を持ち上げる→ナットを外す→タイヤを外す→スタッドレスタイヤをつける→ナットをつける→ジャッキを下ろす→ナットを締め上げる。
こんな感じです。
大変だったのはナットが結構きつく締まっていたので緩ませるのにちょっと時間がかかりました。
体重のかけ方の要領を覚えると簡単に緩みます。
※注意※
初めてタイヤ交換する方は動画やネットなどでしっかりとやり方を学び、タイヤ交換に慣れている人に見守ってもらい、安全に十分注意し行ってください。
最後に
スタッドレスタイヤに交換しこれで佐渡の雪道を万全の体制で迎えられます。
しかし、スタッドレスタイヤだからと言って絶対に滑らないというわけではありません。
雪道の運転は普段の運転よりも慎重に、スピードを出さず、急発進・急ブレーキはもってのほかです。
雪道の運転は無理だなと思ったら運転しない。これに尽きると思います。
佐渡の冬の安全なカーライフを送りたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。