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移住コーディネーター熊野礼美 インタビュー

SUI代表・移住コーディネーター熊野礼美

兵庫県姫路市出身 島で暮らしているのに海より山派の40代

好きなことは ボドゲ 山登 山菜採り 海外旅行(特にラテンアメリカ!)

好きな花は セツブンソウ

お気に入りのボドゲは ツォルキン

2014年11月に地域おこし協力隊として佐渡に移住

佐渡生活7年目に突入する代表熊野に「佐渡に来る前、現在の心境の変化、仕事のコト、佐渡のお気に入りの場所」などを聞きました。(✽︎´ཫ`✽︎)

 

いくま

本日は部下が上司になんでも聞いていい日!と伺ったのでなんでも色々聞いちゃいます♪
かかってこい!

熊野

佐渡に来たきっかけを教えてください

 

いくま

今まで何千回と答えてきたかもしれませんが、改めて、、、佐渡に来たきっかけを教えてください。
移住前の2014年5月、佐渡へ観光でドンデン山のフラワートレッキングに来て、佐渡の山に取り憑かれるくらい魅力を感じて「この山の1年を見てみたい!」と思ったのがきっかけですね。

熊野

いくま

その時どんな花が咲いていたんですか?
雪割草・カタクリ・キクザイチゲ・スミレなど春の山野草です。登山道に入るなり足元や、両サイドに一面咲いていてびっくりしました! 本土の有名な山では登山道から遠くに咲いていたり、囲いがされていたりこんなに近くに見れることにも驚きました。

熊野

移住前の佐渡のイメージはどのようでしたか?

いくま

私自身は新潟市出身なので佐渡と言えば「修学旅行で来る島」という印象なのですが、熊野さんはいかがですか?
私も佐渡に対する印象はそんなに大きくなかったですね。教科書で習うような情報しかなく、「金山・朱鷺・日本海の荒波に浮かぶ島」というイメージで、おいしいお米があることや船が就航していることも知らなくて。

熊野

いくま

私も新潟の美味しいお米は魚沼と岩船だけって思ってて、佐渡米は知りませんでした。
関西で暮らしていたのも大きいと思いますが、そもそも生活の中に「佐渡」というキーワードが入ってくることがなかったですね。

熊野

いくま

東北からだと逆に関西方面の島は淡路島くらいしか知らないです。。

実際佐渡に来て驚いた経験

佐渡の魅力的な山に出会ってから、佐渡市地域おこし協力隊に応募し、採用、その後実際に佐渡での生活が始まりました。

いくま

 実際佐渡で生活を始めて驚いたことってありますか?
佐渡には郷土資料館で見るような暮らしがそのまま残っていることに驚きましたね。佐渡の一部の家庭では現在でも薪風呂が使われていたり、暖を取る手段も薪ストーブであったり。他にもお祭り事のときは赤飯を炊くし、桃の節句の時は郷土料理のしんこを作る。どこかで途切れてしまうはずの文化が佐渡にはまだあって続いている。

熊野

いくま

同感です!民家の庭に薪が積んであるのをよく見かけます。
とは言えみんなスマホを使っているし、佐渡には昭和と令和、薪風呂とwifiが共存してるって感じ!

熊野

佐渡の苦手なところ

いくま

生活に慣れてくると色々見えてくる面もあると思うんですが、佐渡の苦手なところっでありますか?
佐渡の冬が苦手ですね。カラッと晴れることのない日本海側特有のジメっと暗い天気になかなか慣れない。冬場は手芸やボドゲなど趣味を増やして、家で楽しむ知恵がつきました。

熊野

いくま

新潟の冬は新潟県民でも慣れません。。青空を忘れてしまいそうなくらい毎日続く鉛色の空、イヤですね〜😭
雪下ろしの雷も苦手。いつまで経っても慣れません。。

熊野

移住当初と6年経った現在の考え方・心境の変化

いくま

移住後6年経って熊野さんの環境の変化とか、考え方とかも変わってきたりしますか?
佐渡は私の生まれ故郷では無いけど、佐渡がもっと良くなればいいなと思えるようになりました。そのためにどうしたらいいのか考えるし、これから島を作っていく歯車の一員になってしまったと感じていて。これは決してネガティブな意味ではなく、実際に自分がその歯車を動かしている実感もあります。

熊野

いくま

それって移住当初は想像していましたか?
いや、全く想像してなかったですよ! あと、たくさんの人が私の意見を聞きにきたり、佐渡に来て人に頼られるようになったとも感じますね。佐渡在住者には佐渡の将来を良くしたい!と考える人がたくさんいて、彼らと共にこれからの島を作っていく一員として活動していきたいですね。

熊野

移住コーディネーターをしていてこの仕事が好きと感じるところ

佐渡市地域おこし協力隊の任期が終わり、それと同時に佐渡UIターンサポートセンターという移住者への支援事業を立ち上げ代表に。このお仕事についても聞きました。

いくま

移住コーディネーターをやっていてこの仕事好きだ!と感じるところを教えてください。
移住してきた人が結婚や子供の誕生など人生の大きなイベントの報告に来てくれることです。もちろんその逆も然り。。私自身が「報告したいと思える人」「辛い時に相談したいと思える人」という存在になれていることにこの仕事をしていてよかったな、好きだなと感じます。

熊野

佐渡のお気に入りの場所

いくま

熊野さんの佐渡のお気に入りの場所ってありますか?
島に住んでいるけど、私は海より山派なので、金北山・ドンデン山など佐渡の山がお気に入りの場所です。
あと他には場所ではないけど、佐渡の空がとても綺麗なので見てもらいたい! 国中から見える空、小佐渡から見える空、昼間の空、夕陽に染まった空、特に夏から秋にかけての空が綺麗です。もちろん星空も!どこでも真っ暗ですから。。

熊野

いくま

確かに!😆 夜は街灯少なくて天体観測にはバッチリですね。私も佐渡に来て空の写真を撮ることが増えた気がします。

佐渡に移住する方、佐渡での生活が始まった方へ一言

いくま

これから移住を考えている人、佐渡での生活が始まったばかりの人へ何か一言あったらお願いします。
これから移住を考えている人はとりあえず来てみて、「佐渡のここが好き」というところを見つけるとこをお勧めします。もし佐渡に来て嫌なことがあったとき、それを思い返すことでここに住んだ理由を見失わずに過ごせると思います。

佐渡生活が始まったばかりの人は積極的に人に会うことをお勧めします。なせなら私自身佐渡の人にたくさん救われてきた経験があるからです。

熊野

インタビューを終えて

いくま

今日はインタビューさせていただきありがとうございました!改めて熊野さんの佐渡の話を聞けて楽しかったです!
こちらこそ!この続きはスナックで〜

熊野

いくま

(;゚д゚)ハッ….

 

編集後記

今回初めて取材という形で代表熊野にインタビューしました。会話のキャッチボールをしながらメモを取る作業が結構難しく、一言一句逃さん!と思えば思うほど間が生まれてしまうという悪循環。

録音させてもらうなど工夫も必要だと感じました。

また、読者に違和感を感じさせないよう会話形式に文字を起こす作業もなかなか大変で。

けどこれには利点があって会話形式で文字にすると二人の関係性や、インタビューしている現場の雰囲気も表現できる気がします。

この記事を書いて新たな発見ができました。

今後佐渡の魅力的な方々を紹介する記事も作成していきたいです!!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。