※2023年8月更新
夏といえば、山、川、海…?
皆さんはどんな場所をイメージしますか?
佐渡の夏は、自然を満喫する絶好の機会です!
海水浴や登山、キャンプなんかもいいですね!
、、、が!!
気を付けたいのが、虫やクラゲなどの「刺してくるアイツら」です。
前回は、「海」にいる生き物を紹介しましたが、
今回は「陸」にいる生き物を紹介したいと思います。
↓前回の記事はこちら
ちなみに、調べるにつれどんどん画像を掲載するのが億劫になってきました…。
※この後は、虫の写真が出てきます。苦手な方は読み飛ばすようにお願いいたします…!!
目次
①ハチ
気を付けたいシチュエーション
・巣の近くを通るとき
・水辺(打ち水あとなど)の近くを歩くとき
解説
ハチは、餌を得るためではなく、ハチ自身や巣を守るために刺してきます。
こちらから刺激しなければ、襲ってこないハチも多いそうです。
軒先や天井裏だけでなく、茂みの中や切り株などにも巣を作りますので、
近くを通る際は注意してください。
また、暑い時期は働きバチの行動が活発になります。
特に、8月~9月はハチに関する事故が増えるそうなので、気を付けましょう!
対策方法
- 黒い服を着ない。
- 甘い香りのものを身に着けない(香水、整髪剤など)
- 巣を見つけたら絶対に近づかない
- 大声を出す、手で追い払うなど、刺激しない
万が一刺されたら
佐渡市でもハチに刺された時の応急処置方法を掲載しております!
ぜひご確認ください!
②アブ
Bruce Marlin – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=654578による
気を付けたいシチュエーション
・車から降りるとき(もうほんと、夏はめっちゃ来ます。)
解説
虫に慣れていない方からすると、一見ハチと間違えてしまいそうですが、
アブはハチとは異なり、攻撃するためでなく食事のために襲ってきます。
彼らは動物の血を吸う虫で、
「熱」と「二酸化炭素」を目印に獲物を探します。
なので、「暑い日にエンジンがかかった車」=「大きな獲物」
と、勘違いして集まってくるのです。
ちなみに、アブとハチの見分け方ですが、
アブ:くびれなし。飛行中は素早く動き続ける
ハチ:くびれがあり、飛行中にホバリング(空中で停止)する
という、特徴があるそうです。
なので「アブは、ぽっちゃり動きが直線」
「ハチは、セクシー空中停止」と覚えましょう。
対策方法
- 長そで長ズボンなどを着用して肌を露出しない。
- 車のエンジンをつけたままにしない。
- アブを見かけたら積極的に潰す、手で払うなどして肌に接触させない。
万が一刺されたら
アブに刺された際の対処方法は、こちらをご覧ください!
③ヂバチ
Daiju Azuma – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=793702による
気を付けたいシチュエーション
・草むしり中
・土道を歩くとき
解説
ヂバチは正式名所が「クロスズメバチ」と呼ばれ、
名前の通りスズメバチの仲間です。
一般的なスズメバチよりも性格はおとなしいため、
こちらから刺激を与えなければ、攻撃してくることはあまりありません。
ただし、彼らは「土の中」に巣を作るため、
農作業や草むしりをする際に、思わぬ形で巣を刺激してしまうことがあります。
ハチは威嚇をした後に攻撃してくるため、
もし刺激してしまった場合は、慌てず静かにその場から遠ざかりましょう。
対策方法
- 草むしりをする際は、手袋を着用する
- 土道を歩くときは、長そで長ズボンを着用する
万が一刺されたら
基本的には、ハチと同じです。こちらを参考にしてください!
④ヌカカ
気を付けたいシチュエーション
・釣りやキャンプに行った際の、朝や夕暮れ時の水辺
解説
ヌカカは漢字では「糠蚊」と書く癖に、「ハエの仲間」です。
ややこしいですね。
体調は約1.5mmほどで、別名「スケベ虫」とも呼ばれているそうです。
なぜかって・・・??
以前【佐渡海水浴】海の危険な生き物たちの記事で紹介した「ちんくいむし」と同じ理由です。これ以上はお察しください。笑
このスケベ・・・もとい、ヌカカは「猛烈な痒さ」を伴うことが特徴で、
体質によっては強いかゆみが1ヵ月以上続く人もいます。
対策方法
- 蚊取り線香を焚く
- 虫よけスプレーを徹底的にかける(首裏や、靴下とズボン裾の間などは念入りに!)
万が一刺されたら
公的なところからの対処方法がなかったので簡単にまとめると、
・きれいな水でよく洗う
・腫れる前に温める/腫れたら冷やす
・市販の塗り薬を塗る
・(薬を塗っても効かない場合は、)病院へ行く
といったことが大切のようです!
まとめ
いかがでしたが?
きれいな自然を楽しみたいけど、やっぱり危険もつきものですね。
きちんと対策して、充実したアウトドアを楽しんでください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。