佐渡特集!SUIでも購入しました^^
深く、濃く、美しく 新潟を伝える保存版観光誌「新潟発R」
今号では、佐渡のいくつかの祭りに密着し、祭り当日、そして事前準備から取材をされた様子がまとめられています。
佐渡の祭りや鬼太鼓については、すでに色々なところで説明されいますので、ここでは割愛します。(佐渡観光ナビ「佐渡の伝統文化」)
佐渡UIターンサポートセンターの視点でおもしろいと思ったのは、巻頭特集「島の祭り 佐渡の振る舞い」の中で紹介されている、振る舞いや、佐渡の祭り料理。
祭りに参加しているのはほとんどが男性ですが、門付けで各家をまわるため、家で鬼太鼓を迎えるのは女性たち。
各家でもてなす振る舞い料理の地域性や、メニューを紹介しているところが興味深く、また、祭りが近くなると周辺のスーパーで祭りのための料理や材料が多く仕入れされることにも触れているところが、なかなかおもしろいです。
煮しめや赤飯など昔から伝えられるメニューや食材もあれば、食べやすさを重視したサンドイッチや揚げ物・お菓子などの現代的なメニューもあり、時代に合わせて振る舞いも変わっているようです。
「鬼太鼓」そのものではなく、祭りと暮らしが両方見えるところを特集しているのが良いですね。
そして雑誌の中でも説明されていますが、佐渡の祭りはその集落の神事。
観光のお客さんに見せることを目的にしていないので、地元の方々を優先に、無理にカメラを近づけたりせず、謙虚な気持ちで見学していただきたいと思います。
そしてもうひとつ、SUI的な視点で興味深いのが、第2特集「これが自慢だっちゃ。この人に会いに行こう!」
先日、「佐渡暮らしに会いにゆく」のウェブ記事でUIターンされた方を5組紹介し、とても好評いただきました!
佐渡へ移住を考えていたり、佐渡暮らしに興味のある方は、住んでいる人の声を聞きたいのだなぁと改めて実感。
「これが佐渡の自慢だっちゃ。この人に会いに行こう!」の中でも、住む場所も生業もそれぞれの会いに行ける佐渡人が10組紹介されており、佐渡の暮らしを知る上でとても参考になる特集だと思います。
ここで紹介した以外にも様々な視点で佐渡の祭りを取り上げており、一冊ほとんど佐渡づくし!
とても読み応えのある一冊になっています。
新潟県内の書店、東京・神奈川・埼玉の一部書店での取り扱いのほか、全国の書店から注文可能。Amazonや楽天などからも注文できます。(新潟発R公式サイト)
気になる方はぜひ、お手にとってみてくださいね^^