冬真っ只中の佐渡、佐渡の冬はあまり雪が降らなくていいのですが、風が強くてすぐに路面が凍結します。
関東などあまり雪が降らない地域から移住して来た方で、初めて雪道を運転するという方も多いですよね。
首都圏から来た方は普段の運転にも慣れていない方も多く、その上雪道の運転となるとなおさら怖いのではないのでしょうか。
SUIスタッフ🙋♀️も佐渡で雪道運転デビューをしました。
最初はものすごく怖かったのを覚えています。肩が凝りました。。。
そんな雪道初心者の皆さんへ、雪道運転のポイントをお伝えします。
目次
急アクセル・急ブレーキ・急ハンドルをしない
雪道運転では3つの「急」に気を付ける!
雪道での急アクセル・急ブレーキ・急ハンドルは非常に危険です。
急アクセルしたら・・・タイヤがスピンしてしまう。滑る。
急ブレーキしたら・・・滑って止まらない。止まる時は数回に分けて止まるホンピングブレーキをしましょう。
急ハンドルしたら・・・思った方向に曲がれない。
現在のほとんどの車はABSが装備されているので、タイヤのロックや横滑りを防いでくれるため、スピンを抑えることができます。
便利なシステムがあるとは言え、限界があります。それらに頼るのではなく、3つの急をしない運転をするのが鉄則です!!
車間距離を十分とる
普段の2倍以上の車間距離を取ることをお勧めします。
滑ってしまったらなかなか止まることはできません。車間距離を十分とておけば、万が一後ろから追突された場合にも前の車へ玉突き事故を防ぐ効果もあります。
遠くから信号を確認し、数秒先の車の流れを予測し運転することも重要です。
スピードを出さない
状況によりますが、10〜30km/h減で走ることが多いです。(SUIスタッフの体感)
操作が十分間に合う速度に落として走ることで余裕を持って運転できます。
雪質・路面の状態を知る
新雪・・・交通量の少ない道では雪が降ったばかりで道と側溝の境目が分からなくなっている場合があるので注意が必要です。特に佐渡では、道幅が狭かったり、側溝の蓋がない道が多いので注意が必要です。
圧雪・・・車が通り、雪が踏み固められた状態です。真っ白ですが、ツルツルと滑りやすくなっています。
アイスバーン・・・積もった雪が溶け、再び凍った状態の道路です。氷と雪が混ざった状態なので、危険です。
ブラックアイスバーン・・・路面が濡れているように見えて、ツルツルに凍っている状態です。一見凍っているように見えないた危険です。
シャーベット状・・・道路が凍っていなくても、雪が溶け始めの状態でもハンドルが取られやすく危険です。
凍結しやすい場所を知っておく
木なのどの日陰の場所、橋の上、トンネルの出入り口は凍結しやすい場所です。
特にトンネル内は雪がないのでついついスピード出しがちなので、トンネルを抜ける時は十分減速して出るといいです。
吹雪の時はハイビームしない
吹雪時のハイビームは雪に光が乱反射して余計に眩しく、前が見えにくくなります。
吹雪時前が見えなくてもロービームのまま走りましょう。
完全ホワイトアウトしているような状況ではハザードランプをつけることも周りに自分の存在を知らせる一つの手段になります。
車を運転しないという勇気も必要!
思い切って車通勤をやめ、徒歩移動・バス移動という手段をとることもありです!
冬場は運動不足になりがちなので健康のためにもいいですね!
雪国ドライバーの必須&あっても損はないアイテム
車は4輪駆動がお勧め
坂道を走ったり、スタックした場合に備え、4駆がお勧めです。
(ちなみにSUIスタッフ🙋♀️は2輪駆動です。雪の日は平坦な道しか通らない、または車に乗らないようにしています。)
スタッドレスタイヤ
雪道はスタッドレスタイヤは必須です。ノーマルタイヤで雪道を走るのは「安全運転義務違反」と考えることができ、処罰されることにもなります。
雪道をノーマルタイヤで走るのは、酒飲んで運転するのと同じ。絶対にやってはいけないことです。
スノーブラシ
雪道を運転するにはスノーブラシは必須です。車に積もった雪を落とすのに手だけでは限界があります。
雪を落としている最中非常に手が寒いので、手袋も一緒に用意しておきましょう。
スコップ
万が一車がスタックした場合に備えて車載用のスコップがあると安心です。
チェーン
こちらは必須というわけではないですが、ご自宅や職場までの道のりに坂がある場合用意しておいた方がいい場合があります。
もし佐渡に来て平スキー場へ行く場合は、どんな雪の状態でもチェーン携行が必須なので用意しましょう。
ガソリンは満タンで
佐渡ではまれですが、幹線道路が渋滞し長時間進めない状態になってしまうことがあります。その際ガス欠にならないようにガソリンを満タンにしておくことをお勧めします。
その他
牽引ロープ・ブースターケーブル・長靴・毛布・懐中電灯などを車に用意しておくと安心です。
最後に
初めて雪道を運転するときはとっても緊張すると思いますが、本日ご紹介したことに加え、時間がかかっても目的地まで坂のない道を選択することも雪道を安全に運転する方法の一つです。
自身の運転技術を過信せずに教習所で習ったことを思い出して雪道を運転してください。
もし雪道の運転に不安があるときには運転しない!これに尽きると思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!