こんにちは、SUIスタッフの棚村です。
今回は『【汽船止め】ぶっちゃけ佐渡に引越し 大型家具どうやって送る?』の記事で予告したインタビュー記事、『佐渡移住者の引越し体験談を紹介! Part2』です!(Part1は下記リンク先からご確認いただけます◎)
実は、この春に知人がこのコンテナ貸切を利用して佐渡へ引っ越しをする予定です。【新潟市で家族がトラックを借りる⇒関東の家でセルフで積み荷作業⇒佐渡汽船 両津港まで運び入れ、両津港止め⇒島内でトラックを手配して新居へ】…移住者さんでも意外と聞いたことのあるこの方法。実際、どれくらい労力がかかり、平均20~50万円かかる費用がどのくらい抑えられるのか? 後日レポート記事を出したいと思います…!
東京都から佐渡にUターンして約2か月が経つAさんに、実際に佐渡汽船止めを使用してみた感想を聞いてみました!
目次
3月は引越しの繁忙期!
Aさんの引越し方法
① 佐渡と新潟にいる家族がそれぞれハイエース等、計2台をレンタカーし東京まで運転する
② 家族とともに荷物を積み入れ、佐渡汽船 新潟港へ
③ 車両に積んだ荷物を、コンテナへ積み替える
④ 「佐渡汽船(株)両津貨物支店」でコンテナ内の荷物を回収する
たなむら
もともと3月が引越しの繁忙期ということもありますが、大手引越し業者では直前の連絡では対応不可と言われたことや、小さめの引越し会社でも50万〜、その他の会社では100万円と言われたことは驚きました。
たなむら
夫婦と家族の協力を得て、佐渡汽船止めを利用することに決めたのですが、コンテナや車内のサイズ感が把握できず荷物が全て車に載るのかどうか心配でした。(笑)

コンテナ作業当日はあいにくの雨

「詰め込めるだけ詰め込んだ!」のお写真
2tコンテナでぎゅうぎゅうだったので、2人以上の引越しで荷物も多い方はもう少し大きいコンテナを借りたほうが良いですね。「ブルーシート」や「いらない毛布」は運搬や汚れ防止や役立ちました。大き目の台車があるとより運搬が楽になります◎

2tコンテナは棚村(身長164cm)が入るとこれくらい… 意外と狭いかも。
コンテナ料金は1.3万円…だけど
たなむら
コンテナ(2t)の貸切料金は片道13,000円…だったのですが、レンタカーやガソリン代、駐車代など合わせると総額で約22万円かかりました。
たなむら
車に入りきらなかった荷物があり、当日新たに段ボールを購入し、宅配便で通常荷物として配送を依頼しました。梱包材や集荷料金等を合わせて、追加で約7万円。結局佐渡に運んだけど使わないものも多々あったので、事前に選別はしっかりしておくべきですね。

「実は他にも、家族の宿泊費やフェリー代などがかっています…」
離島引越しアドバイス
たなむら
3月の引越しではスタッドレスタイヤを履かせていないレンタカーがほとんどなので、‟東京で借りて新潟で乗り捨て” が出来ないことに要注意! また、現金決済をするシーンが多いので千円札と小銭を常備しておけばよかったと思いました。
また、早く連絡しておくべきだったのは『ペーパードライバー講習』の申し込み! 高校生の卒業シーズンと重なっているせいか、2ヶ月待ちで驚きました。
若者定住引越費用補助金も要チェック!
Aさんのインタビューを行った感想…
佐渡汽船止め利用は ①運搬を手伝ってくれる家族や友人がいる人 ②荷物が少ない人 ③(運搬回数を減らせる)大型車がある人 ④引越し前後に運搬できる時間がある人 にはおすすめ!
春は引っ越しシーズンということもあり、急な辞令がある職種の方には引越し業者の利用はなかなか難しいという問題はありますが、一般貨物自動車運送事業の許可事業者または貨物軽自動車運送事業の届出事業者に引越しを委託した場合、『若者定住引越費用補助金』が使えるという利点もあります。(申請条件あり)
最近では離島に特化した引越し業者もあるので、対象者であればぜひご利用ください!
最後に…
UIターンして自分の意思で「地方公共団体の正規職員」になった人や、「佐渡を進学先とした転入者」も対象に入れてーーー!!!!
以上、ココロの叫びでした。