佐渡市は車社会です。人口約5万人が暮らすこの島の移動手段は車かバスのみになります。電車はありません。
佐渡で生活する上で必ず必要な車。車を持つと維持費やら、なんやかんや結構お金がかかる。
税金・車検・ガソリン代・タイヤ代・その他もろもろ。。。
目次
佐渡は自賠責保険が安い
佐渡で車を持つことで一つお得なことがあります。
それは、自賠責保険が安いこと。
こちらの表をご覧ください。
本土 | 佐渡 | |
自家用乗用車 (普通車) |
21,550円 | 8,070円 |
検査対象軽自動車 (軽自動車) |
21,140円 | 7,460円 |
※24ヶ月の料金です。
なんということでしょう。
本土と比べて約1/3の料金です。
最初聞いた時、結構な値段の差でびっくりしました。
佐渡は離島料金が適用されていて本土に比べ非常に安いのです。
自賠責保険の料金は全国一律ではなく、4つのカテゴリーに分けられます。
- 本土(北海道・本州・四国・九州)
- 本土の離島
- 沖縄県本島
- 沖縄県離島
佐渡市は2.本土の離島に分類されます。
※ここでいう離島とは・・・本土(北海道、本州、四国及び九州)以外の島であって、橋又は隧道(トンネル)による本土との間の交通又 は移動が不可能なもの(沖縄県を除く。)をさします。
自賠責保険が安い理由
離島地域が本土に比べ安い理由としては
- 離島は電車などが通ってないので、移動手段として車への依存度が高いから
- 離島は交通事故の件数が低いから
以上2点が挙げられています。
最初にお話ししたように佐渡には電車がないので、島内の移動には公共交通機関がバスしかありません。
車への依存度が本土に比べ高いので、車保有者に優しい設定になっているんですね。
橋で繋がっている島は本土扱い
自賠責保険の離島の定義は
「本土(北海道、本州、四国及び九州)以外の島であって、橋又は隧道(トンネル)による本土との間の交通又 は移動が不可能なもの(沖縄県を除く。)
なので、島だけど橋で本土と繋がっている島は離島料金は適用されません。
例えば神奈川県の江ノ島は島だけど、江ノ島大橋があり、本土と橋続きで移動ができるので本土料金が適用されます。
一方、兵庫県の淡路島は明石海峡大橋で本土とつながっていますが、この橋は高速道路。
高速道路を利用できない車両(125cc以下のオートバイなど)は離島料金が適用されます。
最後に
自賠責保険とは、自動車および原動機付自転車の所有者に加入が義務づけられている損害保険。
自動車損害賠償保障法によって定められており、加入していなければ車検が通らず、公道を走行することができません。
強制保険であるため、保険会社による値段の差もありません。
自賠責保険の料金に地域差があるとは全く知らず、佐渡に来て初めて知りました。
自賠責保険が安いから「よし!佐渡に移住しよう!」となる人はいないと思いますが、ガソリン代が高かったり、生活費が割と高めな佐渡でちょっとお得なお話しでした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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