『幸せを見つけるセンサーの話』佐渡の冬

前回「佐渡の冬はスリリング」なお話をしましたが、今日はその際にも少し触れた”至福”についてご紹介したいと思います。

と言いつつ、正直なところ冬の佐渡で暮らしていると”げんなり”するシーンが多々あるのは隠しきれない事実。

 

例えば・・

◎ 夢なのか現実なのか「痛い、痛い」鼻の奥に感じるツンとした痛みで目が覚めると、部屋の中の温度計が氷点下・・

◎ そのまま目が覚めて待っていても、いつになっても外は明るくならないし、どよんとした曇天の1日・・

◎ 冬型気候の嵐の夜、ものすごく大きな物音がして、ドキドキしながら朝、家の周りを確認すると古くなった2階の窓がアルミ
サッシごと落ちて(信じられない!)ごうごうと家の中に雨風が吹き込んでいるのを見た瞬間・・

◎ キッチンの蜂蜜はもちろん、オリーブオイルまで固まって振っても振っても瓶から全然出てこない・・

 

後になって笑い話にすれば楽しいけれど、その時その時は本当〜に”げんなり”。(ぜひ笑ってもらってください。少しは心が安らぎます。笑)冬の佐渡で生活する厳しさを体と心が中々受け止めきれないエピソードは佐渡人なら誰でも一つはあるはず。


暴風で我が家の納屋の壁吹き飛ぶ

そんな生活が大前提にあるからこそ、佐渡に暮らす私たちは『当たり前の中に幸せを見つけるセンサー』の感度が研ぎ澄まされて、ほんの些細なことでも幸せを感じられる、幸せコスパが高く、心がぬくい人になれるようなのです。佐渡に暮らす友人同士で集まると、世間話のネタは以下のような話が中心。

 

『窓から差し込む太陽の光ってこんなに暖かかったんだ・・晴れてるだけで今日は良い1日』

『空の色が青く見えることがこんなに気持ちよくて、前向きになれるって不思議』

『雨風の中、壁に守られて寒さをしのげる家の存在って本当にありがたいね』

『熱いお湯に浸かって、温かい湯たんぽを用意して、ぬくいって本当に幸せ』

雪の金北山と青空のコントラスト

些細なことに幸せを感じれる。それこそ本当の幸せ?なんて思えるようになったのは、都会に暮らしていた頃では到底たどり着くことができない考えだったと思います。佐渡は普通に生活しているだけで、『当たり前の中で幸せを見つけるセンサー』の感度が、ぐんぐんと上がっていく不思議な場所。

ぬくい場所を一番わかっている猫

ぜひ佐渡に暮らして、冬の佐渡の中で『当たり前の中に幸せを見つけるセンサー』の感度を高めていきませんか?
今の生活の中で、当たり前のことが、当たり前ではないと感じられる”きっかけ”が佐渡にはたくさん転がっていると思いまよ。

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