こんにちは。SUIスタッフ🙋♀️です。
移住3年目の私🙋♀️が佐渡に来て感じていることをお伝えしたいと思います。
目次
佐和田ー両津 間を遠いと感じてしまう
佐渡に来た当初は佐和田に住んでいて、来た当初ですから島内いろいろ探索したいですし、好奇心を持って相川・羽茂・小木・内海府・外海府・前浜、もちろん両津へもどこへでも車を走らせていきました。
その時思ったのは佐渡はちょっと車を走らせれば30~1時間ほどでどこへでも行けるんだな~と。
が、しかし。佐渡での暮らしに慣れ、3年目を迎えた最近は、現在佐和田にいたとしてこれから両津へ行く用があると「両津か。。遠いな」と感じてしまっている自分がいます。
長く住むと行動範囲が限られてきてしまうものなのでしょうか。
移住者は佐渡を一つの島、一つの市と捉えて島内の移動距離をそんなに苦には感じませんが、地元の方と話していると「どこどこなんて遠いから行ったことないよ!」「あんげとーけところよー行かんわさ(あんなに遠い所へは行けません)」いう話をよく耳にします。
金井に住む地元民が佐渡の北端にある大野亀へは一度も行ったことないと聞いた時にはさすがに驚きました。せっかく佐渡に住んでいるんだもの一度は行こうよって突っ込みたくなった気持ちは置いといて、身近すぎると案外行かないもんなんですね。
新潟市民が佐渡へあまり行かないのもそれと同じかもしれません。
話を戻しまして、佐渡3年目を過ごす今、地元民の気持ちを少し共感できるなと感じる今日この頃なのです。
佐渡の夏はとにかく忙しい
SUIスタッフ🙋♀️が佐渡の来たのは2020年7月。新型コロナウィルスの流行真っ只中。
祭りやイベントは軒並み中止のアナウンスばかりで静かな夏を2シーズン過ごし、迎えた3年目の佐渡の夏。
見ました佐渡の本気の夏を。
7・8月はそこかしこでイベントや祭りが開催され賑わい、観光客に加え帰省客も多いので船も常に混んでいます。
お盆時期になると普段は9時に始まるスーパーも早朝にオープンしたり、親戚集まって食事を囲むため、お総菜コーナーにはオードブルがずらりと並びます。
海水浴場にはキャッキャと子どものはしゃぐ声が聞こえ、麦わら帽子にワンピースやアロハシャツを着た人たちで賑わいます。
非日常のワクワクした感じが島全体で感じられて、しかもそれが夏の間中続くのです。
これが佐渡の本当の夏なんだと。
夏休みを佐渡の祖父母の家で過ごして佐渡が好きになり移住してくる孫ターンがたくさんいるのも納得です!
新型コロナウィルスが流行ってから移住した方も多いと思うので今年の夏を経験して「佐渡の夏ってこんなに忙しいんだ、楽しいんだ」と感じた方もたくさんいらっしゃるのではないではないでしょうか。
今年(2022年)は相川・両津・佐和田・小木の島内4カ所で花火大会も開催されました。
本土の大花火大会に比べたら小規模ではありますが、懐かしい音楽に合わせたり、個人スポンサーになってメッセージ花火を打ち上げられたり、また、どの花火大会も打ち上げ場所の近くで見られるのでド迫力の花火を楽しめます。
夏の間、あのイベントもこのイベントも!と思って全部参加したらきっと疲れると思うので行きたいイベントを絞って参加することをお勧めします!
なんにでも佐渡の形を想像してしまう
「⚡」このマークなんだと思いますか?
ほとんどの方が、これを「イナズマ」と答えると思います。
けど、佐渡に住むとこの形が佐渡に見えてくるのです。
実際に佐渡在住の方たちはこれを佐渡マークとして使っている方もいらっしゃいます。(私も使っています。)
佐渡の人とメッセージしていて、この人やたらイナズマ⚡使うなと思っても誤解しないでください。
怒っているわけでも、ピカチュウってわけでもないのです。ただ佐渡愛が強いだけ、それだけなのです。
このイナズマ⚡の他にもYouTubeのショート動画のロゴなんて佐渡そのものです。
だってほら、スマホを2つ並べてちょっとずらしただけでも佐渡が出来ちゃうんですよ。すごくないですかぁ?
それにしても佐渡の形ってとても象徴的で美しいですよね。島の形自体がロゴとして成り立っているんです。
佐渡の形は「S」のような形だって例えられる時があります。
佐渡の形が「S」、佐渡の頭文字も「S」。
「さど」と呼ばれるようになった時代にアルファベットなんて当然存在していなかったでしょうし、
島の形が「Sado」と呼ばせたのか、あるいは「Sado」という言葉がこの形にさせたのか。(それは無い。)
イニシャルで島の形も表現できるなんてロマンを感じますね~。ロゴ制作の原点は佐渡にあるのかもしれません。
実際のところなんで今のような形に落ち着いたのか?と疑問を抱いた方は佐渡ジオパークwebサイトで学んでくださいね。
島内の地名と場所がなんとなくわかってくる
佐渡3年目に入り、「井坪・蚫・岩谷口・和木・河崎」など観光地でなかったり普段行かない土地の地名を聞いてもなんとなくエリアが分かるようになってきました。
とは言え全て知っているわけでもなく、知らない地名、聞いたことない地名もまだまだたくさんあります。
この記事を書いているときにSUI代表に佐渡の地名クイズを出してみたら全問正解していました。さすが佐渡在住歴8年。足元にも及びませぬ。
ちなみに問題に出した地名は「赤岩・東強清水・水渡田・三宮・矢柄・平松・真木」など。このブログを読んでいる皆さんはこの地名を聞いてぱっとどのエリアか分かりますでしょうか?
佐渡移住者同士で佐渡の地名クイズを出し合ってみると面白いかもしれません。
佐渡のことよく知ってるぞマウントを取れますよ。
北五十里・北狄・小比叡など、クイズを出し合う中で読めない地名もたくさん出てくると思います。
そんな時は新潟県佐渡地域振興局の佐渡の難読地名を紹介します。を参考にクイズを出してみてくださいね。
かなり遠くにいる鳥でもトキと分かるようになる
こちらの佐渡移住あるあるの中で紹介したトキと肥料袋の見分け方。
この記事を書いたのは移住して半年が過ぎた頃でした。
あれから40年。もとい、あれから1年半。
もちろん肥料袋と間違えることなんて無くなりましたし、遠くの米粒サイズの鳥でもトキだって見分けられるようになりました。
飛んでいる際もトキって遠くから見てもやっぱりほんのりピンク色、トキ色をしていてわかるもんなんです。サギは真っ白だったり、黒っぽかったり。
羽の動かし方もサギはゆっくり大きく動かすのに対し、トキはパタパタ細かく動かしているように感じます。
カラスとトキの鳴き声も一発で聞き分けられますよ!
文字で表すなら、カラスはカーカー、トキはア゛オア゛オって感じです。
これらは日本国民でもごくわずかな人しか身に着けられない貴重な技。島外のご友人を案内する際はここぞとばかりに発揮して驚かしてやりましょう。
最後に
この記事を書いていて佐渡の地図を見直した時、知らない場所がありすぎると思いました。
海沿いの集落はおそらく一度は通ったことあるはずですが、車を降りて探索したことなんてないですし、山の中の集落も大きい道沿いでなければ行く機会なんてありません。
こんな道あったんだ!よく聞くこの地名はココにあったんだ!そう言えばこの集落からの眺めはとてもきれいだって聞いたことあるぞ!
新たな発見が止まりませんでした。
佐渡3年目、新しいお店へ行くの好きですが、佐渡の秘境探索を新たな楽しみとして取り入れていきたいです!
ちなみに佐渡に来て1年経ったときはこんなことを感じていました。併せて読んでいただけたら幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。