今年(2022年)の冬も無事に終わりに近づいています。(希望)
冬が来る前はやだなやだなと思っていましたが、いったん冬が終わってしまえばなんのその。ああ雪が恋しい。あの寒さが恋しいなどと言ってみたくなるものです。
人生無い物ねだりです。
3月に入り、最近の佐渡は10℃近く気温が上がる日が増えてきましたので、今シーズンの佐渡の冬がどんな感じだったか、シェアいたします。
今年の佐渡の冬は全体的には平年並みなシーズンだったと思います。雪国らしく、しっかり雪も降りましたし、雪かきもしました。
しかし、昨シーズンに比べたら積雪量も少なく、雪かきによる筋肉痛も少なく済みました。
ちなみに昨シーズンはこんな感じでした。
佐渡の地域にもよりますが、佐渡UIターンサポートセンターのある金井では多くて10~20cm程度の積雪でした。
佐渡には消雪パイプがほぼないので10cm以上の積雪があったら除雪車が出動し、道路の雪を掻いてくれるので不自由なく運転できます。
しかも、連日降り続くことも少なく、雪が降っても翌日や翌々日にはすっかり溶けてしまうのが佐渡の冬の特徴です。
寒気の強弱を繰り返しながら、冬が過ぎていきました。
佐渡の冬の特徴である風の強さも、平年並み程度で、佐渡の北部外海府地域の高千の一部の地域では風雪により停電も発生しましたが、島内広い地域での停電はありませんでした。
佐渡で停電が多い理由の一つとして風もありますが、竹が原因であることも多いようです。
竹が生える場所は山や林の中を想像すると思いますが、佐渡の民家の庭には防風の役割としてよく竹が植わっています。
竹はその他の樹木に比べて風や雪の重みでしなりやすく、垂れ下がった竹が電線に引っ掛かり停電を招くことがあるそうです。
それでは月別に天気の様子を見ていきましょう。
目次
2021年12月
まず初めに今シーズンの寒波は12月にやってきました。
12月18日にぐんと気温が下がり、翌週にはクリスマス寒波到来!とニュースにもなりました。
このあたりから佐渡汽船欠航のお知らせも届くようになり、冬本番が来たなと実感するようになりました。
2022年1月
1カ月のうちの約7割に雪マークがついています。
といっても一日中降り続く日は少なく、降ったり止んだりを繰り返して、交通量が多い道路は雪が解け、路面が露出しているところも多くありました。
1月のとある日の路面状況。完全に雪がないわけではないですが、路面が露出しています。
2022年2月
2月23~24日にかけて大雪が降り、新潟県の津南では積雪の観測記録を更新したニュースが流れましたが、その時の佐渡の様子はというと・・・
この程度でした。道路の両サイドに除雪車によってかき分けられた雪が固まっていますが、全体の積雪はひざ下程度。
佐渡は新潟県に属しますが、豪雪地帯ほどの雪は降らないことをお分かりいただけると思います。
このころはよく県外在住の友人から「新潟雪すごいってニュース見たけど大丈夫?」メッセージが届きましたが、幸い佐渡では雪による被害はなく過ごせていました。
2022年3月
3月に入ると雪マークも少なくなり、気温も10℃近くまで上がる日も増えてきて、フキノトウや梅の花の開花のお知らせが届くようになりました。
スタッドレスタイヤもそろそろノーマルタイヤへと履き替える時期かな?と思うようになる頃ですが、天気予報をご覧いただいてお分かりの通り、3月でも雪が降る日があります。
これは毎年悩むトピックですが、ノーマルタイヤへの交換は3月下旬あたりが無難だと思います。
最後に
今シーズンの冬はそんなに新潟県の豪雪地帯に比べ佐渡は大雪に見舞われることもなく、平年並みな冬を過ごせたと思います。
降雪があったおかげで、佐渡にある平スキー場も1月2日~3月16日まで営業できました。
冬の時期どうやって過ごしているのか?と質問をよくいただきますが、上記で紹介したスキー場でスキーやスノボをしたり、温泉巡りをしたり、佐渡でもさまざまな遊びができますよ。
こちらの記事も併せてご覧ください。
新潟地方気象台から今シーズンの冬の天候経過が発表されていますので併せてご覧ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。