今年7月20日にオープンしたところの「たびのホテル佐渡」を経営するサンフロンティア佐渡株式会社から求人が出ました。
サンフロンティア佐渡は以前ご紹介したホテル吾妻も経営されています。
「佐渡を元気にする!」を掲げている「たびのホテル佐渡」でのお仕事を少し覗いてきましたよ!
おもてなしのプロとして、ご利用くださるすべてのお客様の快適さを追求する
今回はフロントスタッフのお仕事を取材しました。
「フロントスタッフはおもてなしのプロとして、お客様にかかわるサービス業務を一通りこなします。チェックインアウトの対応、予約受付のフロント業務はもちろん、ベッドメイキングや客室の最終確認を行います。(ベッドメイキング専門のお仕事もあります)
島内には数少ないデュベカバー。フロントスタッフは全員ベッドメイキングができます。
「フロントスタッフはお客様の気持ちになって、臨機応変な対応ができるよう、お客様にかかわることは一通り行うんですよ。」
これだけ聞くと、「何から何まで大変そう〜」って思うかもしれません。
・・・ですが、客室をしっかり把握することで、そのお客様に、より上の快適さを提案することができ「ありがとう」につながります。
そしてホテルを通して色んなドラマが生まれるのも、この「お客様の気持ちになって」だからこそ。
高齢で足が少し不自由なお客様にフラットフロアのお部屋をご提案ができたり、荷物が多いお客様にはそっと広めのお部屋を提供したり、専門学校の入試に来た学生のお客様には静かな広い部屋を紹介したり・・・
「佐渡へ旅行に来られたお客様にとって、初めて話をする佐渡の人が私になるかもしれません。たびのホテル佐渡から始まる佐渡滞在を、快適に心地よく過ごしていただきたいと思います。」
佐渡滞在中の快適さを提供するために、フロントスタッフは一通りのサービスを行うんですね! なるほど、プロの心遣い!
しかし時には・・・
「いいと思ったこと全てがそうでないこともあります。ですが、それも勉強の場。『できません』だけではなくプラスのご提案ができるのも私たちの役目ですね」
全てを把握しているフロントだからお客様によりよい提案ができる
「これやった方がいいね」をすぐ形にさせてくれる環境
初めてホテルマン・ホテルウーマンになる方でも大丈夫!
あなたを一流のおもてなしのプロにするステップがきちんと整えられていますよ。
フロントスタッフの橋本舞依子さんに話を伺いました。
橋本さんご自身は名古屋ご出身。「20ウン年前に佐渡に来ました。
あのころのような元気な佐渡にしたい!という想いです!」
「親会社、サンフロンティア不動産は複数ホテルを経営していますが、私は千葉の日和ホテル舞浜で研修をしました。東京ディズニーリゾートの近くにあるホテルで、口コミなど高い評価をいただいています。どこにその秘訣があるのかしっかり勉強することができましたよ。佐渡でこんな全国展開のホテルで研修を受けられるとは思っていませんでした。マナー・ベッドメイキング・・・これからは英語も始まります。あと、佐渡に旅行に来る人の気持ちになって島内を回ろうという計画もしています」
「日頃のお客様との接点で『あぁしたほうがいい、こういうアイデアはどうか』という現場のフロントスタッフのアイデアに対し、すぐにGO!を出してくれるという会社の環境があります。」と見せてくれたのは手書きの案内チラシ。「お客様との会話からヒントをいただきます」
ホテルのフロント係というと、なんとなく近寄り難いという方もいらっしゃるかも?
こういう手作りのものがあると、スタッフの雰囲気がわかり親近感がありますね。
アイデアが思いつくたびに作成 !
地域と共に元気になるホテルでありたい
「たびのホテル佐渡は、観光の拠点として佐渡に来てくださるお客様はもちろんですが、佐渡にお住いの地域の方や従業員の幸せのためにもありつづけたいと思っています」
地域の方と共にあるホテル・・・その姿がよくわかるエピソードをお聞きしました。
「今年は台風が多く、たくさんのキャンセルが出ました。秋の行楽シーズン、三連休の台風によるキャンセルは観光業としては大打撃です。しかし、島内のお一人暮らしのご高齢の方が『あまりに大きい台風と聞き・・・一人で家にいるのは不安だから宿泊をしたいのですが』と台風の避難先として当ホテルをご利用くださったのです。はっとさせられました。地域のために当ホテルができることの視野が広がりました」
他にも島外の家族が「一人でいる親が心配なので・・・」と予約をされた、前回の台風で家の修繕がまだ終わっていないので不安だから利用したい、というお話もありました。
ご本人も家族も安心、ホテルが安心安全の拠り所となって地域にとって欠かせない場にこれからなっていきそうですね!
最後に・・・橋本さん!どんな方が向いていると思いますか?
「そうですね、ユーモアや発想の転換ができるポジティブな方、お客様の気持ちに寄り添って考えられる方・・・でもまずは私たちと一緒に『佐渡を元気にする!』と考えてくださる、明るく、積極的な方です!」
『はんが甲子園』受賞作品。高校生が3日間で取材から製作完成まで佐渡をイメージする版画を作り上げる全国大会。「佐渡を元気にする!」気持ちが全面に伺える通路。
「佐渡を元気にする!」この気持ちから何事も始まりそうですね!
サンフロンティア佐渡、たびのホテル佐渡(&ホテル吾妻)の応募要項はこちら!
お問い合わせ・ご連絡はサンフロンティア佐渡「たびのホテル佐渡」0259-58-7030担当の本間さんまで!
「佐渡UIターンサポートセンターの求人を見た!」と伝えるとスムーズです。
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佐渡UIターンサポートセンター 担当熊野