皆さん
お久しぶりです。
年末年始~1月にかけてありがたいことに怒涛の日々を過ごしており、
なかなか、空き家改修に着手でないでおりました・・・。
「1か月に1投稿」を目標としていたのですが、申し訳ありませんm(__)m
久しぶりの空き家シリーズ、書いていきたいと思います!
目次
改修前の様子
2021年度は、有人国境離島補助金の採択をいただいていることもあり、
「トイレの改修」までは何としても行いたいところです。
そこで、雪が降り積もった1月某日、
寒いから動きたくないという体に鞭を打ち、作業に取り掛かることにしました。
作業前の雪かきでヘロヘロでした。笑
いつもの工務店さんにお願いし、作業の段取りをします。
もともとのトイレはこんな感じ。
※和式トイレが罠。
作業工程について
ド素人の私のイメージでは、
①壊す
②壊したところを片づける
③周りを木材などで簡単に装飾する
④トイレを設置する
⑤完成
大体2~3日で、完成するんでは??と思っていました。
ところがどっこい、大工さんに聞くと
「いやいや、最低でも5日だな」。
・・・!?
草刈り同様安易でした。笑
先ほど私がイメージしていた工程はあくまで「大枠」であって、
実際は、
⓪水道、電気屋さんに来てもらい作業をしてもらう(追加)
①壊す
┗水道管や、排水の位置に目印をつける
┗タイル、天井、柱、タイル下のコンクリートをそれぞれ取り除く
②片づける
┗タイル破片、木材の木っ端、砂(コンクリート)をそれぞれ土嚢に分けてまとめる
┗歪んでいるところに目印をつける
③床を平らにする(追加)
┗木を製材して骨組みを作る
┗強度を保つために補強の木を宛がう
┗合板を乗せる
┗床材を敷く
④装飾前床と同様に下地を作る(追加)
⑤トイレを設置する
⑥周りを装飾する
⑦手洗いを設置する(追加)
⑨完成
最低でもこの程度は細分化されると教えてくれました。
確かに、これは2~3日でできる気がしない・・・。
ちなみに今回の記事では、④の「合板を敷く」までをお届けします!
壊す
水道屋さん電気屋さんに浄化槽の位置や配電の確認してもらったのち、
水道の元栓を止め、いよいよ作業スタート。
※もちろん、こんなかっこいい立ち姿、
私じゃありません。笑
前述した通り、一言で壊すといっても、
水道管や排水の位置を確認して、材質ごとに取り除いていく必要があります。
基本的には、
①上から下へ
②材質ごと
という優先順位で壊していきます。
何より大変だったのは、「和式トイレ」の撤去と、そのあとのコンクリート除去です。
和式トイレの構造上、段差部分をすべて取り壊して平らにする必要がありました。
家の中で砂を掘る体験は生まれて初めてだったなぁ。笑
余談ですが、家の中で和式トイレ抱えて走ったのも初めてでした。
これが・・・
どこか懐かしい全面タイル。
こうなります
解放感。
片づける
材質ごとに土嚢へ詰めていく作業も非常に大変でした。
なんたって砂が大量発生しているからね。
モルタル、タイル、砂(コンクリ)、木
それぞれを壊しながら詰めていくため、
実際の作業としては、「壊す」と「片づける」は同時進行です。
写真を撮りそびれてしまいましたが、
土嚢袋は全部で「40袋」ほど使用しました。
やっとこさ、初日終了。
下地作りちょっぴりフライング。
床を平らにする
さて、一通りキレイになったので、いよいよ床の下地作りです。
こんな機会でもないとできないので、
今まであった段差をなくしバリアフリーにします。
そう言えば、作業の時は知らなかったのですが、
木造住宅では「根太張り工法」と「下張り(捨て張り)工法」
という工法(工事の方法)が存在するそうです。
根太張り工法:
根太(ねだ)と呼ばれる、床板を支えるために床の下に渡す横木に直接床フローリング材を施工する方法。
下張り(捨て張り)工法:
根太とフローリング材の間に板を下地として捨て張りしてから、その上にフローリング材を施工する方法。
根太張り工法と比べ、床の強度や床鳴り対策が高まるそうです。
今回は「下張り(捨て張り)工法」で行いました。
2.5mほどの角材を家の中へ運び入れ、
採寸→製材をその場で行う姿は流石大工さん!といった感じです。
余った木材は、根太の間に打ち付けて強度を強化するのに使いました。
今回はここまで。
ここまでくるとだいぶ印象違いますね。
まとめ
以上、今回はトイレ改修の前編でした。
元のトイレを撤去し、床の底上げ~捨て板まで張りました。
ここまでで3日間かかりましたが、まだまだ途中・・・。
どんなトイレが完成するのかお楽しみに!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
後編もお待ちください!!