前回の山菜採りに行ってきましたその①に続き、山菜採りに行ってきましたその②をお届けします♪
前回の記事はこちら↓
目次
タラノメ
このトゲトゲした枝。タラの木です。この先っぽについてるのがタラノメです。
タラノメって木の先に出来る木の新芽なんですね。てっきり地面から生えている山菜だと思っていました。
この写真のタラの芽はまだ小さいので採れませんが、もう少し成長し小さい葉が出たものを採ります。
山に入るとかなり背の高く、ゆうに2mを超えるタラの木もあって、見つけてもこのトゲトゲが邪魔してゲットできないタラノメもありました。本気で採るなら脚立や高枝切りバサミが必要です。
このトゲトゲした木が特徴のタラノメ、似た植物でハリギリという植物もあります。
見た目はタラの芽と一緒でひょろっと長い一本の木に棘があって、木の先に目をつけます。
ハリギリはタラの木よりも棘がもっと鋭いので、そこで見分けるようです。
ハリギリも食べれるので間違って採っても特に問題ないとのことでした。
コゴミ
一つの株からくるっとした緑の芽が生えているのがコゴミです。
シダ植物の芽って可愛いですよね。
話はそれますが、このシダ植物の芽はニュージーランドマオリ族にとって「新生」「成長」「力」「平和」を象徴し、マオリカヌーに装飾されるマオリカービング(彫刻)やマオリタトゥーなどのデザインとして使われてきました。
また、ニュージラーランド航空のロゴにも使われています。
彼らは私たち同様、シダ植物の新芽を食用としていたということです。
話を戻しまして、コゴミを採るときは株の大きなものを選び、園芸用のハサミを使って根本から採ります。
コゴミもまた優秀な山菜でアク抜きの必要がありません。
水で洗ってそのまま調理できます。茹でてマヨネーズつけても美味しいし、胡麻和えにしてもよし。クセや苦味もありません。
コゴミを食す!
今回はペペロンチーノにしていただきました。
ニンニクと唐辛子を入れて時間をかけてニンニクの香りをオリーブオイルにうつします。
カットしたコゴミを入れさっと火を通し、茹で汁を入れてベースを完成させ、パスタを入れてベースと絡めて出来上がり!とっても簡単。
コゴミの歯応えと、ちょっと感じるぬめり感。パスタとニンニクとよく合います。次の日仕事だからって気にしません。
それに見た目もパスタの黄色とコゴミの濃い緑、唐辛子の赤がとても綺麗です!
大変美味しくいただきました♪
山菜は油と相性が良くついつい食が進みますが、山の食べ物ですので食べすぎると体調を崩すこともあるようです。
食べ過ぎにはお気をつけください。
最後に
初めての山菜採りに出かけて山の見る目が変わりました。全部食料に見えてくるのです。だって美味しいんだもの。
山菜の出る前、山の師匠に山野草を見に連れて行っていただいたときは、花にしか目が行きませんでしたが、山菜を知ってしまったら花や景色よりも山菜にばかり注意が注がれます。
美味しいし、期間限定だし、自分で採る楽しみもある。山菜採りはとても楽しいです。
2021年の春は、アマドコロ・コゴミ・ワラビ・タラノメを学びました。来年はまた違う山菜を採りに出かけたいです。
山菜採りの注意点
山菜は似た植物があって、時には猛毒のものと間違って採って食べて亡くなるというニュースも聞きます。
山に入る際は山菜に詳しい人と一緒に行ってください。
また、私有地の山に勝手に入って山菜を採ってしまったら不法侵入、窃盗になってしまいます。充分お気をつけください。
山菜を採る際も株ごと全部取るのではなく、自分が食べれる分だけ採りましょう。全部採ったり枝を傷つけることで枯らしてしまい、次の年に採れなくなってしまうこともあります。
山のルールを守って出かけましょう。
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