【酒蔵の求人】日本を代表する酒蔵になる、天領盃酒造株式会社

離島にも関わらず1000mを超える山が抱える豊富な水、そして上質な米がとれる佐渡は日本酒造りが昔から盛ん。現在5つの酒蔵が佐渡島民はもちろん世界中の酒ファンを楽しませています。

佐渡の玄関口両津から車で7分。2018年最年少蔵元として再起を図った天領盃酒造をご存じですか?

今日は美味しい酒を求め、徹底的に品質にこだわりチャレンジし続ける天領盃酒造(以下、天領盃)からのお知らせです!

 

 

2021年に改装したシックでモダンな店内。「若い世代の日本酒のイメージを変えたい」という加登社長の想いが詰まっています。

 

20、30代のUIターン者が活躍!頂点を目指す貪欲な酒造り

 

現在、天領盃酒造のお酒を造り関わる社員は5名。その全員がIターンの移住者や一旦佐渡を離れ戻ってきたUターン者です。

今回お話を聞いた2020年入社の萱田かやた純一さんは千葉県出身で転職を機に島暮らしをスタートさせました。

 

 

萱田さんはベンチャーでの営業職からお酒造りへ転身!

 

「2019年コロナが本格的に流行り始める前に、佐渡旅行へ来て天領盃の酒蔵見学をしたんです。社長や従業員が若く雰囲気がいいなぁと思ったのが第一印象でした。お土産に買った甘酒がとても美味しく感動しましたね。」

 

元々日本酒が好きだった萱田さんは、天領盃にそんな第一印象を持ちました。そのあと本格的にコロナ禍になり、都内から田舎への移住を考えていたタイミングだったということもあり、ここで働いてみたいと思ったそうです。

 

「当時はベンチャー企業で営業をしていました。対面の対応が全てだったのでコロナ禍でお客様に会うことができず、業績も落ちてきて・・・。都会での暮らしから田舎への移住を検討し始めました。そこで天領盃の求人に応募したんです。」

 

 

萱田さんおすすめの雅楽代「花明あかり」  香りがフルーティだけど飲み口はしっかり。「食中酒に向いてますよ。」

 

物を売る側から物を作る側に・・・初めてものづくりの世界へ飛び込みましたが、実際働き始めてどうですか?よかったことや働いていて自慢したいことなど教えてください。

「日本酒は元々好きだったので、お酒が身近にあるというのは単純にたまらないですね。あとは少人数だからこそできる強みがあると思います。天領盃のこだわりは、分業ではなく1から6までの工程を全員が把握しています。具体的には洗米・蒸し・麹造り・仕込み・搾り・瓶詰めまでです。酒米から酒になるまで社員が関わっているので、とにかく色んな作業を経験できますね。全員が独り立ちできるようなチームができあがっています。」

全員が独り立ちできるなんてすごいですね!

「当然ですが、勉強することも多く自助努力も必要です。酒造りの基礎理論が学べる本や研修なども社内であります。忙しい時期は仕事量に対して人が足りないと思うときもあり、そのときは週1の休みにはなりますが、基本的に残業はありません。無駄なく効率化を進めているので、忙しい時期でも月10時間の残業があるくらいでしょうか。一人一人の意識も高いですね。私の前職がベンチャー企業ということもあるかもしれませんが、どうせやるなら登れるところまで登りつめたいというハングリー精神があります。いずれは経営の方に回り全体を統括できる立場になりたいですね。そして島暮らしを充実させていきたいと思っています。」

 

 

冷蔵庫には酒蔵見学に来た日本中の天領盃ファンからの熱いメッセージ。

 

社員一人一人がお酒造りに対して貪欲で真摯に向き合い、まさにこれからの跳躍が楽しみな天領盃。

 

次は代表の加登仙一さんにお話を伺いました!

 

挑戦し続けること、変化や失敗を恐れないこと、お酒に対して誠実であること。

 

2018年最年少蔵元として、当時の天領盃酒造をM&Aし経営の立て直しを図った加登さん。酒造りも今期5年目になります。

「今までの4年、同じレシピ同じやり方で造ったお酒は一つもないんです。」

天領盃はトライ&エラーを繰り返し試行錯誤の毎日。いかに効率よくいかにおいしいお酒が造れるか。従業員全員が加登さんのマインドを共有しています。

「たぶん、うちはどこの酒造より失敗の数は多いですよ(笑) その分「やっちゃダメ」がわかっているので、その他のことを試していけばいいと思ってどんどんチャレンジしています。」

 

 

「この5年で製造現場の大幅な改装や設備投資を毎年行ってきました。毎年大きく変わるワクワクするような会社だと思います。」

 

お酒造りが初めての方もいらっしゃるかと思いますが、どのようなサポートがありますか?

「基本的には実際作業に入るところからスタートしてもらいます。全員の作業を行っていくことが弊社の基本のため、入社初日からすべての作業をおこなっていただきます。ただ「作業」をするだけではなく「なぜその作業をするのか」「どうやったらその結果になったのか」だったら「どうしていけばもっと効率的に作業の改善ができるか」という視点を常に持つように社員には徹底しています。その点は厳しいですよ。」

 

求める人材像はありますか?

「お酒が好きで真面目で熱意がある方、そして効率を考えて自発的に仕事を見つけることが出来る方、なぜ・どうやってを常に考えられる人が理想ですが、チームとして同じ目標に向かっていける人がいいですね。」

 

加登さんはSNSの発信や雑誌・テレビなどの取材にも応じてきています。会社のこれからの挑戦にワクワクしたりキラキラした姿に憧れる人も多く、その姿を見て「面白そう・楽しそう」というイメージ先行で応募する方も過去には多くいました。

 

「うちは厳しいですよ。挨拶、服装、手の洗い方など細かいところまで指導します。衛生環境が第一の仕事なのできちっとした真面目な方を求めています。ちゃんとやっていれば仕事はもちろん楽しいし、お酒が好きなら知的好奇心はますますくすぐられると思います。基本的な作業や知識は2、3カ月ほどで身につきます。ただ、それがその人の求める「楽しい」と違う場合もありますよね。そこでミスマッチが起こると残念です。積極的に学びたい姿勢がある方は全力で応援させていただきます。」

 

これからの夢、野望、展望など教えてください!

「天領盃は佐渡から全国トップを、そして世界を目指します。世界に誇れるお酒を造っていくことが私たちのモットーであり使命です。夢や目標ではなく、そうならなければいけないと考えています。私たちの造るお酒には責任があります。常に美味しくなければいけないんです。徹底的な品質管理、妥協なき酒造りを通して、日本を代表する酒蔵になることが弊社の未来の姿です!」

 

 

天領盃酒造。両津港から車で7分。佐渡で一番港から近い酒蔵です。

 

そんな天領盃募集要項はコチラ!

お問合せ・応募先は

天領盃酒造株式会社  グーグルフォーム または info@tenryohai.co.jp   加登(かとう)仙一さんへ。

「佐渡UIターンインフォメーションセンターのHPを見た!」と言っていただけるとスムーズです。