佐渡UIターンサポートセンターのメール相談やZoom相談で強くオススメしていることがあります。
それは移住の下見。
佐渡に旅行に行く場合、観光雑誌や観光サイトを見たりして様々な情報を得ることができますが、移住の下見となると見る視点が変わってきます。
そこで、移住の下見の際に抑えたいポイントを5つご紹介します。
この記事は佐渡にまだ行ったことがない、または、一度だけ旅行で来たことあるという方におススメの記事です。
目次
移住後利用するであろう施設を回る
家族構成や、生活スタイルで利用する施設は変わってくると思いますが、移住の下見でチェックしたい施設をいくつかピックアップしてみました。
まずはGoogleマップを使って佐渡島内の施設の位置関係を把握してみてください。
マップ上でおおよその位置関係が把握できますし、イメージすることで下見に来た時に動きやすくなります。
実際に来て回ってみると佐渡がかなり広いことを実感できると思います。
バス移動、自転車移動を想像されていた方は「車が必要だ」と気が付くと思います。
移住の下見の際様々な施設を回りたいということであれば、カーフェリーに車を乗せてくるか、レンタカーの利用を強くお勧めします。
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スーパー・ホームセンター・ドラッグストアに行く
実際にスーパーへ行き、佐渡の物価を感じてみてください。
牛乳やお肉、バナナ、豆腐、もやしなど季節で値段が変わらない品をチェックすると比較しやすいです。
島内には大小合わせて18件のスーパーと7件のホームセンターがあり、それぞれのお店の品揃えをある程度知っておくと買い物の時便利です。
スーパーやホームセンター、ドラッグストアが近いと、住まいを決める際のポイントにもなりますね。
実際にホームセンターに行ってみると最低限の家具が揃っていたり、ペット用品、日曜大工用の資材館があったりと、なんでも揃うことが分かると思います。
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島内のスーパー・ホームセンター・ドラッグストアなどチェーン店をまとめた記事もご覧ください。
夜の佐渡を体験する
佐渡の夜はとても暗く、静かです。
もちろん交通量の多い道路には街灯はありますし、お店が集まる地域では夜でもそれなりに明るさがあります。
しかし、大きな道から一本奥へ入るととたんに「暗さ」というか「暗闇」に包まれます。
街灯が全くなく反射板のみが頼りの道、反射板すらない道など、ヘッドライト無しでは進めない道もあります。
もし、暮らしたい地域が決まっていたらその地域の夜を体験してみてください。
(暗さがあることで星がきれいに観られるメリットもあるんですけどね。)
おススメの下見時期は冬
移住相談で絶対聞かれる質問の一つ
「佐渡の冬の暮らしってどんな感じですか?」
雪があまり降らない地域から移住する方は、佐渡の冬の暮らしをとても不安に感じると思います。
夏の佐渡だけをイメージして移住して大変な思いをする方も中にはいらっしゃるので、あえて冬の時期に下見に来て、冬を体験してください。
雪道の運転、一晩中吹き荒れる強風、ずーーっと続く鉛色の空。
天候によってはジェットフォイル、カーフェリー共に欠航になり、予定していた工程をこなせないこともあるかもしれません。
12月~3月上旬頃まで冬のシーズン毎日荒天が続くわけではないですが、太平洋側の冬の天気に比べて厳しいと感じると思います。
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下見を長期間でしたい人には佐渡市定住体験住宅がオススメ
「1泊や2泊では十分な下見ができない」という方は佐渡市定住体験住宅をオススメします。
現在佐渡市では7つの地域に9軒の定住体験住宅があります。
1カ月単位で利用できるので「移住の下見+暮らし体験をしたい」という方はぜひともご利用ください。
佐渡市定住体験住宅
最低1カ月以上、最大6カ月までの利用ができます。
佐渡市定住体験住宅~集落連携型~
最低1カ月以上、最大24カ月までの利用ができます。
集落連携型なので、佐渡市と地元集落との面談が行われます。
佐渡市定住体験住宅の予約&問い合わせ
佐渡市役所 移住交流推進課
電話:0259-67-7153
最後に
「高校卒業以来帰っていません」というUターンの方であっても、高校時代と社会人では行動範囲が違いますし、自分の車で回る佐渡はまた違う印象を受けると思います。
ネットの情報や写真や動画だけで見る・知るだけではどうしても限界があります。
実際に来てみて感じて初めて分かること、その時出会った人との対話で得られる情報もあるかもしれませんし、旅行者とは違って移住者目線で見る佐渡は新たな側面も見られるかもしれません。
移住する前に知っておきたい佐渡用語も知っておくとより充実した下見になると思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。